土曜日, 5月 3, 2025
ホームニュース経済ニューストランプ氏、ウォルツ大統領補佐官を事実上の更迭-国連大使に指名 - Bloomberg

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官を事実上の更迭-国連大使に指名 – Bloomberg


トランプ米大統領は、ウォルツ補佐官(国家安全保障担当)を次期国連大使に指名する意向を示した。機密性の高い軍事計画がチャットアプリでジャーナリストと共有されるという不祥事を受け、その問題に関わっていた側近の1人を事実上更迭する動きとなる。

  国家安全保障担当の大統領補佐官はルビオ国務長官が暫定的に兼務すると、トランプ氏はX(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。トランプ氏はウォルツ氏について「国家の利益を最優先に尽力してきた」と評価した。

  ウォルツ氏は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃する機密情報をやりとりした通信アプリ「シグナル」のチャットに米誌アトランティックのジェフリー・ゴールドバーグ編集長を誤って追加したことを認め、批判を浴びていた。

関連記事:フーシ派攻撃作戦、情報漏えいのチャットで共有-米情報長官が認める

President Trump Meets Norwegian Prime Minister Store At White House

左からトランプ大統領、ルビオ国務長官、ベッセント財務長官、ウォルツ補佐官(4月21日)

Source: Bloomberg

  今回の人事は、ルビオ氏の権限強化を意味する。2016年の大統領選ではトランプ氏と対立していたルビオ氏だが、現在では声高にトランプ氏を支える側近の1人になっている。イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」がやり玉に挙げた米国際開発局(USAID)を掌握しているほか、国立公文書館の暫定責任者も兼任している。

  ウォルツ氏と同様、ルビオ氏も以前はロシア、中国、イランに対して強硬な姿勢を示していた。しかし、少なくとも表向きには、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏やバンス副大統領らの路線に歩調を合わせる形で、その姿勢を和らげている。

トランプ氏の不興買う

  複数の報道によると、国家安全保障担当の副補佐官を務めるアレックス・ウォン氏も退任する見通し。ウォン氏は、極右活動家ローラ・ルーマー氏による多数のソーシャルメディア投稿で名指しの批判を受けていた。ルーマー氏は、4月に複数の国家安全保障当局社が解任されたことについても、自身の働きかけによるものだと主張している。ホワイトハウスはコメントを控えた。

  ホワイトハウスのレビット報道官は「匿名の情報源による報道にはコメントしない」と述べた。

Key Speakers At The Hill & Valley Forum

ウォルツ米大統領補佐官

Source: Bloomberg

  ウォルツ氏は2期目のトランプ政権で初めて辞任する高官となる。トランプ氏は1期目には4人の国家安全保障担当補佐官を次々と交代させた。

フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 1

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular