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「自分も、もっと数字に強ければ…」
日々の買い物や職場で「数字コンプレックス」を感じたことはないだろうか。「算数や数学は大キライ…」「できるだけ見たくない…」中には「数字はもう諦めた」という人もいるだろう。
しかし実は、「数字に強い」は生まれつきの才能ではない。数字に強い人は、無意識のうちに九九などの「頭を使わないラクな計算」を使って、面倒な計算をうまくサボっているのだ。
新刊『「数字がこわい」がなくなる本』は、数字に強い人の脳内を解明した一冊。数字に強い人が無意識にやっている「頭を使わないサボり計算テク」を知れる本書の中から、今回は「数字のとらえ方」について紹介したい。

大阪万博の来場者数
4月13日から大阪万博がはじまりましたが、初日の来場者数は関係者らと合わせて14万1000人。目標としているのは、「1日平均15万5000人」ですから、計算してみると、1万人以上足りていませんね。
さらに、2日目は6万8000人、3日目が6万2000人、4日目も7万1000人と低調なまま推移しています。ディズニーランドの約3倍の広さを持つ会場では、さすがにスカスカ感が否めません。目標の2820万人に到達するためには、毎日約15万5000人が必要ですが、現時点(編集注:執筆時の4月16日まで)では、1日の平均がわずか8万5000人となっており、目標の15万5000人対して半分に近い、大きく届かない厳しい数字に見えてしまいます。
参考までに、ディズニーランド単体で(土日など混む日では)1日6万人程度来場することがあります。
前売り券の売れも970万枚と目標1400万枚に対して、3分の2程度しか売れていません。
しかし、こうした数字だけを見て「もうダメだ!」と結論を出すのは、実は早計かもしれません。数字に強い人は、どのように考えているのでしょうか。
過去の事例の数字と「くらべる」
数字に強い人は、目の前の数字だけに囚われません。過去の事例をもとに、「これから数字がどう推移するのか?」を見極めるのです。
では、ここで「愛・地球博」のときの推移を見てみましょう。2005年の愛知万博も最初の頃は1日約5万人と少なく、「これは厳しい」と言われていました(当初予想では最初の3日間で45万人でしたが、3分の1にも届かなかったと言われています)。
しかし、そこから徐々に参加者が増え始めます。はじめて入場者10万人を超えたのは開始から約1か月後の4月23日。さらに入場者が増えていき、終盤には1日28万人という驚異的な数字を記録しています。最終的には、来場者2200万人超えを達成したのです。
大阪万博もまだまだ序盤戦。これからが本番です。ポイントは中盤以降の盛り上がり。数字に強い人ほど、「どのくらい来場者が増えるか?」と、この先の展開に期待しているのかもしれませんね。
数字に強い人は目の前の数字だけを見ない
数字に強い人は、こうした数字の”裏側”を考えるのが得意です。最初の入場者数が低いから、今後も無理、ではなく、過去の事例と「くらべる」中でより客観的な結論を導きだそうとします。数字に強い人は、過去の数字とくらべて、意味を深掘りし、流れや変化を見ることができます。一方で数字に弱い人は、目の前の数字に一喜一憂してしまいます。
現在の大阪万博の状況は厳しいように見えますが、まだ始まったばかりです。メディアで様々な取り上げられ方をしていますが、このように「数字で考える」と、正しく物事をとらえるのに役立ちます。数字に弱いままでは、情報に左右されてしまうのです。
(本記事は『「数字がこわい」がなくなる本』に関する特別な書き下ろし原稿です)