Sandfall Interactiveのデビュータイトル『Clair Obscur: Expedition 33』が、好調なスタートを切っている。同作の販売本数が50万本を突破したことが発表された。
「想像していたよりも早くこの節目を達成できました」と同スタジオはXで述べている。「皆さん、ありがとうございます」
A milestone for us, reached sooner than we’d ever imagined.
Thank you all. pic.twitter.com/cZrghh1K3m
— Clair Obscur: Expedition 33 (@expedition33) April 25, 2025
2020年にフランスで設立されたばかりのSandfall Interactiveが手がける本作は、「ファイナルファンタジー」や「ペルソナ」といった名作RPGから多大なインスピレーションを受けたターン制RPGだ。舞台は、年に一度「ペイントレス」と呼ばれる少女が呪いの数字を描き、その年齢にある人々は消え去ってしまう荒廃した世界。命を賭した遠征隊は、大陸の果てまで旅してペイントレスを倒し、彼女が二度と死の呪いを描けないようにしなければならない。
本作の評判は上々で、MetaCriticのスコアはPS5版が92、OpenCriticのスコアは91となっており、現時点で『Split Fiction』や『Kingdom Come: Deliverance II』とともに今年特に評価が高いゲームとなっている。
『Clair Obscur: Expedition 33』はIGN JAPANのレビューで7点を獲得。「JRPGのようなターン制バトルにリアルタイムアクションを組みこんだゲームだ。バトルには熱中できたものの、ストーリーは唐突などんでん返しのような展開が問題となる。問題点もあるが、尖った魅力とメッセージ性があるゲームとなっている」と評されている。