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『果てしなきスカーレット』11月21日公開決定、特報映像も解禁 | アニメイトタイムズ


アニメーション映画監督・細田守氏の最新作『果てしなきスカーレット』より新情報が到着!

公開日が2025年11月21日(金)に決定し、ストーリー・ティザービジュアル・特報映像も解禁となりました!

▲公開されたティザービジュアル

▲公開されたティザービジュアル

昨年 12月23日に行われた製作発表会見では、前作から4年の年月を経て、制作中の最新作が解禁。

そのタイトルは、『果てしなきスカーレット』。主人公の王女・スカーレットが描かれたスーパーティザービジュアルが発表され、細田監督は会見で、「『竜とそばかすの姫』での “U”の世界で手ごたえを感じ、本作ではまったく新しいルックでアニメーションの可能性を広げたいと思った」と本作に懸ける並々ならぬ想いを語りました。

薄暗い空のもと、剣を腰に差した女性が、力強い視線で遠方の光を見つめているスーパーティザービジュアルからは、これまでのスタジオ地図・細田作品とは大きく異なる展開を予感させ、最新作への期待が高まっていました。

そしてこの度、日本での公開が、2025年11月21日(金)であることが解禁!

さらに会見で発表となったソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる全世界配給(日本を除く)により、日本公開に続き、12月12日(金)よりアメリカでの公開も決定しました!

今まで誰も見たことがない、新たなスタジオ地図・細田守監督作品が日本から、北米、そして世界へと羽ばたきます!

今作の主人公・スカーレットは、とある国の国王である父を殺された王女。しかし、その復讐に失敗したスカーレットが目を覚ますとそこは”死者の国”だったー。

狂気にあふれたこの“死者の国”では、宿敵に復讐を果たし、“見果てぬ場所”にたどりつかなければ<虚無)となり存在が消えてしまうと言う。

スカーレットは<虚無>とならずに、宿敵に復讐を果たすことができるのか。果てしなき復讐への旅路が始まるというストーリー展開となっています。

「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この「生きる」という大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」

そんな、細田監督の想いから本作は始まっています。

この作品を考え出したのは2022年3月頃です。

2021年にコロナ禍があり、世界はコロナというウイルスに対し一致団結していたように思っていました。

ところが2022年、それが終わりかけたタイミングに世界のあちこちで戦争が起こり、世の中がカチッと悪い方向に変わった感覚がありました。日常だと思っていたものが崩れていく様子を毎日ニュースで僕らは知ることになる。自分自身が生きていること、過ごしている世の中、そして今のこの平和というものは非常に危ういものだと、ショックを受けました。

平和ではない世の中をどうやって生きていくべきなのか、ということの答えを、世界中の人が求めている。答えがあるのかないのかわからないけれども、みんなどうしたら争いが解決するのか、どうしたら僕らは安心して生きていけるのか、という答えをみんな必死に探している。

今作品を作るなら、そういうみんなの切実な気持ちに対し、向き合って映画を作るべきじゃないか、というところから『果てしなきスカーレット』という作品を発想したんです。

世界で起こっている出来事を見ると、深い遺恨や復讐心が次々と生まれてしまう状況だと感じています。「復讐」すれば「報復」がある。その連鎖は延々終わらない。どこかでそのループから抜け出さないといけないけれど、簡単に抜け出せるような甘いものではない。

映画の中で「復讐」せざるを得ない状況に主人公が追い詰められたら、ないしはもし僕らが追い詰められたとしたら、どのような行動をとるべきなのか?頭では「復讐」のループを断ち切らないといけないと分かっていても、感情的にそんなことが可能なのか?課題を突き付けられた気がしました。

それで“復讐の物語”を作ろうと思ったんです。

この度解禁されたのは、本作の主人公である王女・スカーレットの純白のドレスが血に染まりながらも、手には鋭い剣を持ち、たくさんの死体の上から鋭い表情でこちらを見据えているティザービジュアル。

生きるべきか。」というキャッチコピーは、スカーレットの心の内の葛藤なのか、それとも、わたしたち観客への問いかけなのか・・・。

スタジオ地図・細田作品を象徴する、主人公と“青空”や”入道雲”が描かれた、見る人の心を明るくするビジュアルからは一変。鬼気迫るスカーレットの表情が印象に残る、狂気をはらんだ衝撃ビジュアルとなっています。

初解禁となる本編映像では、宿敵への復讐を果たしに旅に出る王女・スカーレットと砂漠に覆われた“死者の国”と呼ばれる世界のカットが多数公開。

砂漠の中にそびえ立つ荘厳な城や密集するたくさんの人々、火山、雷など繊細なタッチで描かれた“死者の国”の様子や、竜の存在も明らかとなり、わずか30秒ながらも1カット1カット見逃すことができない特報映像となっています。

また、そんな世界を生き抜くべく、剣を抜きながら険しい表情で迫るスカーレットも登場。たくさんの兵士相手に一人戦うシーンや顔中砂まみれになっている姿など、鬼気迫る表情も映し出されます。

一方、汚れ一つない純白のドレスを身にまとったスカーレットも現れ、どんな展開が待っているのか、本編への期待が高まるシーンが満載です。

さらに本映像にて、スカーレットの声が初解禁となりました。「ここは・・・?」とスカーレットが、目線の先にいる人影に問いかけます。

問いかけた相手は誰なのか、どのように物語に関わってくるのか・・・。そして、果てしなき復讐劇に身を投じるスカーレットはいったい誰なのか・・・!! 今後の情報解禁に是非、ご注目ください!

『時をかける少女』から19年。これまでの細田作品のイメージを覆す、衝撃のヒロインがこの冬誕生します!

■30秒特報映像

1967年生まれ、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、1999年に「劇場版デジモンアドベンチャー」で映画監督としてデビュー。

その後、フリーとなり、「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09)を監督し、国内外で注目を集める。11年にはプロデューサーの齋藤優一郎と共に、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。「おおかみこどもの雨と雪」(12)、「バケモノの子」(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。「未来のミライ」(18)(監督・脚本・原作)で第91回米国アカデミー賞長編アニメーション作品賞にノミネートされた。

「竜とそばかすの姫」(監督・脚本・原作)は自身の監作品歴代1位の興行収入を記録。第74回カンヌ国際映画祭カンヌ・プルミエール部門に選出された。

2011年4月に細田守監督とプロデューサーの齋藤優一郎が新たな映画制作を行う拠点として設立。

スタジオ地図は、アニメーション映画を企画・制作するスタジオであり、そのスタジオ名には「新しいモチーフやテーマ、そして表現にチャレンジして、まだまだ無限に可能性が広がるアニメーション映画という大地に新しい地図を作る」という映画制作に対する精神が込められている。

公式サイト

2025年11月21日(金)公開!

2025年冬
この狂気が、世界中に吹き荒れる。

人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。
今、この「生きる」という大きなテーマを、観客と一緒に考えたい。

─ 細田守

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