アカツキゲームスは4月16日、『トライブナイン』大型アプデ情報を公開した。ボスのひとつとしてデッドレッドアラートがお披露目されている。死にゲー化が加速しそうだ。
『トライブナイン』は、理不尽都市アクションゲームである。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、基本プレイ料金は無料。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるトゥーキョーゲームスが原案・音楽・キャラクターデザインを担当しており、アカツキゲームスが企画・開発・運営を担当する。本作では、荒廃した世界の中で、各シティを牛耳る黒幕達を倒していく。2D上のフィールドを移動し、戦闘は3Dアクションが展開。パリィやジャスト回避を使いながら、強敵を打ち倒すのだ。
本作においては4月17日に大型アップデートVer 1.1.0が配信される。同アップデートでは新たなボスが4体登場する。そのうちの2体がデッドレッドアラートと楽座怪であり、今回映像が解禁された。
デッドレッドアラートも楽座怪も、触手系のボスのようだ。どちらも多足でさまざまな方法から攻撃を仕掛けてくる模様。個別に見ていくと、デッドレッドアラートは赤い弾……いわゆる弾幕のようなものを放ってくる。本体もビームを撃ったり身体を振り回してきたり、かなり攻撃は多彩そうだ。
楽座怪については、より攻撃が軽快でその触手を振り回すように使ってくるようだ。
『トライブナイン』は、基本プレイ無料ゲームとしては難易度が高い。エンドコンテンツだけでなく、ストーリーで出てくるボスがかなり強い。攻撃パターンが多いほか、攻撃してもひるまない、HPに応じて行動パターンも変わるなど、バトルデザインに力が入っている。すでに実装されているサメズやブレイブダイバーはさまざまプレイヤーの手を焼かせ、エンドコンテンツのリミテッドレッドシリーズも猛威を振るっている。
一方で、本作では難易度緩和調整も続けられてきた。ストーリーボスについてはアップデートで難易度が緩和されてきたほか、リトライも容易になった。難易度はおとなしめになる……のかと思いきや、一方で先日のアプデ予告 で一部コンテンツの高難易度化も予告されている。
具体的には、エンドコンテンツのフラクタルヴァイスにいた極悪ボス・リミテッドレッドシリーズは、コンテンツとして独立するにあわせて、なんとさらに難易度が激化。FATAL攻撃なる致命的な攻撃を繰り出すようになるそうだ。もともとリミテッドレッドシリーズのボスはとんでもなく強くなるが、絶体絶命効果をともなって攻撃してくるようになる。

また前述のディレクターレターにおいては、キャラが強くなっていく実感をもたせたい意図で、ストーリー以外のコンテンツではエネミーは強めに調整していくと述べられていた。デッドレッドアラートや楽座怪がその対象なのかは定かではないが、死にゲーという側面は失われるのではなく、より強化されていくのだろう。
『トライブナイン』は、PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。