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「いつも浅い話ばかりで、深い会話ができない」「踏み込んだ質問は避けて、当たり障りのない話ばかりしてしまう」上司や部下・同僚、取引先・お客さん、家族・友人との人間関係がうまくいかず「このままでいいのか」と自信を失ったとき、どうすればいいのでしょうか?
世界16カ国で続々刊行され、累計26万部を超えるベストセラーとなった『QUEST「質問」の哲学――「究極の知性」と「勇敢な思考」をもたらす』から「人生が変わるコミュニケーションの技術と考え方」を本記事で紹介します。

「相手のことはわからない」と認める
好奇心をもち続けるとは、「自分には知らないことがある」と認めることだ。
他人の経験や思考、感情はわからない。他人とはまさに文字通り、自分ではない他の誰かのことだ。
あなたには迷惑な義父や威圧的な上司がいるかもしれないし、遅刻しがちな人への苦手意識があるかもしれない。
こうした人たちと接するとき、自分と相手の思考や感情が完全に一致していないケースは多い。
私たちは、相手が何を考え、どんな経験をして、どんな気持ちでいるかを決めつける。
しかし、相手のことは相手が一番よく知っているのだ。
以前、若い会計士のグループに会話と質問のテクニックを教えたことがある。
クラスでは、2人1組に分かれ、1人が最近イライラした経験を話し、もう1人はそれが実際にどのような経験だったのかを考える、という演習を行った。
ぺアの1人で、旅行から戻ってきたばかりのバートが、空港での出来事を話していた。
「私は、午後2時に出発予定の飛行機に乗り込みました。
全員が搭乗し、手荷物を荷物棚に収納し、シートベルトを締めました。
でも、飛行機が飛び立つ気配はありません。
エンジンの轟音もしないし、滑走路へ進むタキシングもないのです。
私たちはそのままずっと座っていました。ようやく離陸したのは、なんと45分後のことです」
ペアのもう1人であるジェームズはフムフムとうなずきながら話に耳を傾け、「それはたいへんでしたね」と言い、質問を考え出そうとしたが、何も浮かばなかった。
私は理由を聞いてみた。
「だって、それがひどい体験だったということは明らかですよね? それ以上、何を尋ねればいいんです?」
「バートが何を経験したかが、本当にすべてわかるのですか?」私は尋ねた。
「もちろんです。はっきりしているでしょう? 飛行機の中で待たされた。嫌なことですよね」
「彼がそれを嫌だと思った正確な理由はわかりますか?」
「それは……ええと……時間を無駄にしたからでしょう?」
「つまり、もしあなたが同じ状況に置かれたら、時間を無駄にしたと思ってイライラするということですね。
でも、バートにはまったく違う理由があるかもしれません。
時間は彼にとって大した問題ではなかったのかもしれない。
離陸が不安だったのかもしれない。
お腹が空いていて、機内食を楽しみにしていたのかもしれない。
本人に尋ねてみなければたしかなことはわからないはずです」
ジェームズが「飛行機が遅れたことで、なぜそんなにイライラしたのですか?」と尋ねると、バートは答えた。
「ずっと飛行機の座席に座っていると、窮屈で身体が痛くなるでしょう。
それがとても嫌だったんです。遅れるなら、せめて出発ラウンジで待たせてほしかった。
そうすれば、ゆっくり足を伸ばして待つことができたのに!」
(本記事は『QUEST「質問」の哲学――「究極の知性」と「勇敢な思考」をもたらす』の一部を抜粋・編集したものです)