はじめに
satoken です。
先日世界初のイベントとなる TinyGo Conference 2025 を開催しました!
ご参加頂いた方々、ありがとうございました。
快くスポンサー頂いた皆様、当日ご協力頂いたスタッフの皆様も本当にありがとうございました。
この TinyGo Conf の開催に深く関わった1人のスタッフ&酒クズとして、個人的なイベントレポートとしたいと思います。
資料まとめ
最初に当日の資料をまとめておきます。
オープニングセッション : TinyGo & TinyGo Keeb
Hardware fun with Tinygo: Games & Toys
組み込み未経験者が TinyGo を楽しむコツ 〜 みんなと沼で溺れよう
TinyGoで実装する! 俺の最強ステアリングコントローラー
組込みだけじゃない!TinyGo で始める無料クラウド開発入門
TinyGo Conf のはじまり
さて TinyGo Conf のきっかけとして TinyGo Keeb Tour の存在はかかせません。
僕が初めて参加したのは 2024年8月の東京回からでした。
sagoさんがはんだ付けどうしよう?ってXでつぶやいているのにリプして、参加することになった気がします。一般参加ではなく、初回からはんだ付けをサポートする側です。
よく秘密結社の総統とNT富山やつくろうがやなどMaker系のイベントで、はんだ付けブースを出して小中学生のはんだ付けをサポートしていましたので、何とかなるだろうと軽いノリで加えてもらいました。当日に説明書が中国語の基板を渡されて初見で小中学生とはんだ付けするのに比べたら全然楽勝です。
そうやって参加していたら気づくと Conference やってました😂😂
とは言うもののやはりイベントごとには準備が必要です。
我々スタッフは毎週 TinyGo Keeb Tour のために MTG をしていました。その MTG を利用して着々と TinyGo Conf の準備が進められて行きました。
そもそもどういうイベントにするか、参加者に何を体験してもらいたいか、会場決め、スポンサー、会場費用などなどをみんなで話し合いながら、1つずつ決めていきました。
そのように TinyGo Conf の準備を進めながら、我々は金沢に行ってお酒を飲み、大阪に行ってお酒を飲み、会場の下見をしてはお酒を飲んでました🍻🍻🍻
イベントに向けて
GoCon 2025 で基板を使うワークショップをやっていたので、その時用に調達していた在庫と基板と、また追加で JLCPCB、Aliexpress などに注文しておきました。
また今回 TinyGo Conf にスペシャルゲストとして参加した CONEJO さんが作成された Gopher Arcade も追加で JLCPCB に発注しました。
レポジトリに Gerber データがあるのに気づいたのが、イベント 10 日前ぐらい?かつ中国の連休が挟まるなか間に合うかイチかバチかで JLCPCB に発注しました。札束で殴る24時間制作と発送はDHLで注文することで何とイベント前の金曜日に着弾しました、最高です。ありがとうJLCPCB。
イベント前日は CONEJO さん一家と GoCon シンガポールの Orgernaizer の Valentein さんと秋葉原買い物ツアーをしてから、飲み会をしました。
Valentein さんは居酒屋で sakekuzu という言葉を覚えられ連呼していました。お酒は言語と国境を超える、心温まる交流風景でした。
イベント当日
スタッフは朝9時集合でした。前日3次会まで行ったので帰宅して寝たのは1時過ぎでしたが、起床成功してちゃんと到着しました、えらい!
2次会で帰ればよかったと朝起きて一瞬後悔はしましたが😂😂
当日スタッフもみんな遅刻せず全員集合して(えらい!)、顔合わせや諸注意の認識合わせをした後、それぞれの持ち場に着いて準備を進めていきました。
スタッフの配置と香盤表は事前に ysaito さんと micchie さんが完璧なものを用意してくれてました、えらい!
今回僕はワークショップ部屋のリーダー兼 gopher-board をはんだ付けするワークショップを提供しました。
スポンサーの HAKKO さんからはんだ付けのセットが一式送られてきたので、みんなで箱から取り出し机に並べていきました。
前日に持ち込んでおいたコンテナから基板や部品を取り出してあたふたしていると、あっという間にオープニングとなりワークショップの第一陣の方がやってきました。
僕は基板とパーツを渡したら、用意しておいたビルドガイドを見てもらってはんだ付けを進めてもらいました。
中学生以来のはんだ付けの方も楽しんでもらいながら、皆さん基板を完成させることができました。
事前に表面実装のLEDのはんだ付けをさぼったことで、当日自らはんだ付けするなどオペレーションがスムーズでなくそこは申し訳なかった点など個人としての反省点は多々あるので、今後改善していきます。お許しください🙏🙏
そんなこんなでワークショップを提供していたら、あっという間に時間は過ぎていきました。
15時を過ぎて片付け始めていたらもうLTとクロージングに。
みんなで集合写真を撮った後、中華屋さんに移動してスタッフとスピーカーで懇親会🍻
一部フライングした人もいたそうですね🫣🫣
その後2日連続で新時代に行き伝串を食べて僕らの TinyGo Conf は幕を閉じました🍻🍻
ちなみに僕はその後、酒クズなので地元でホッピー飲んで帰りました🍻🍻🍻
おわりに
本当に楽しかったです。準備とかいろいろ大変でしたがイベントやってよかったです。
これまでは単にイベント参加だったり当日スタッフをする側だったのですが、イベントを作る側に回るのは今回が初めてでした。
自分たちで作るイベントだからこそ、自分たちがまず楽しいイベントを第一に考えてました。イベントが楽しかったらその後のお酒も美味しいですしね。
だからこそ、はんだ付けができることはイベントの必須条件でした。誰よりもスタッフがはんだ付けしたいからです。
会場の方にもはんだ付けをすること、はんだ付けをするにあたって我々がどのように配慮してこれまでイベントを行ってきたかを説明して理解してもらいました。また TinyGo Keeb Tour では毎回イベントのごとに1日保険も入っているので、今回も手配をしてもらいました。
また秘密結社の総統経由で JLCPCB とコネがあったので、基板スポンサーも今回快く引き受けてくださりスムーズに進みました。
pokibonさんのペンプロッターもみんなに見ていただいてとてもよかったです、LEDテープにLEDが落ちていく作品もとてもよかったです。
宇宙栽培もペンプロッターも TinyGo には関係なかったのですが、展示がにぎやかになったのでよかったと思います🤗
振り返ると TinyGo を初めて触ったのは6年前の2019年でした。
その後結局 Arduino でやっていたので、TinyGo を再び触り始めたのは去年からですが、まさか Conference をやることになるとは当時思ってもいなかったでしょう。
sagoさん、CONEJOさんと肩組んで写真撮ったのはいい思い出となりました。
CONEJOさんにGopherくん基板を渡すのが長いことの願いであり、それは前日の居酒屋で叶ったのでイベントやる前から僕はもう本懐を果たして満足してました😆
彼からはお礼に gopher-badge を頂きました。こんなにいいものを頂いてしまい、大変感激です。
次はこれをぶら下げて彼に会いに行くとしましょう。FOSDEMかGopherCon EUかな?
こうして作った基板で遊んてもらうなど、作者冥利につきます。
翌日さっそく秋月に行って Wioterminal 買ってたりもして素晴らしいです!
Join us
今後も TinyGo Keeb の活動は目白押しです。来年の予定もすでに埋まりつつあります。どうして??
来年も TinyGo Keeb も Conf もやるぞと息巻いているのでぜひご興味があれば Discord にご参加ください。
TinyGo に興味がある、はんだ付けしたい、イベント参加したい、スタッフやりたい、お酒飲みたいも心よりお待ちしております。
それではまた次のイベントで👋👋
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