🔸 ざっくり内容:
こんにちは、Jazzy Kです。米国株の決算シーズンが進行中で、私はFIREを目指す長期投資家として、Mastercard(MA)をポートフォリオの5番目に保有しています。Visaと同様、決済インフラの主要な役割を果たしており、最近の決算内容は非常に良好でした。
決算のハイライト(2025年第2四半期)
- 売上高: 81億ドル(前年比 +17%)
- 純利益: 37億ドル(+14%)
- EPS: 4.07ドル(+16%)
- 営業利益率: 58.7%
- GDV: 2.6兆ドル(+9%)
- 国際取引高: +15%
- 付加価値サービス収益: +23%
- 発行枚数: 36億枚
CEOのマイケル・ミーバッハ氏は、提携の継続や新サービス「Agent Pay」の展開についても触れ、今後の成長に向けての期待感を示しました。Agent PayはAIを活用した安全な自動決済サービスで、仮番号を用いながら透明性の高い取引を実現します。
巨大企業でも成長を続ける理由
- キャッシュレス化: 世界中で現金からデジタル決済への移行が進んでおり、GDVの上昇に寄与しています。
- 国際取引の強さ: 国際取引は手数料率が高く、旅行や越境ECの発展が好影響を与えています。
- 付加価値サービスの拡大: セキュリティやデータ分析の需要増加により、新たな収益源が確保されています。
- ネットワーク効果: 大手企業との長期契約により、他社の競争を防いでいます。
リスク要因
- 税制の逆風: 2025年からのグローバル最低税率により実効税率が上昇。しかし、営業利益率は依然として高い水準を維持しています。
- コストの増加: 新サービスや買収に伴う経費の増加は、付加価値サービスの成長で相殺されています。
株主還元
- 自社株買い: 四半期で23億ドル
- 配当: 6.9億ドル(EPSを年換算で4〜5%上昇)
投資の考慮点
Mastercardは常に割高に見える銘柄ですが、もし投資を検討するなら、以下の方法を推奨します。
- ドルコスト平均法: 定額の積立投資を基本にする。
- スポット買い: 株価が15〜20%下がった時に追加購入。
長期的な視点での積立と下落時の購入を組み合わせるシンプルな戦略が理に適っています。しかし、1株の単価が高いため、分割投資を考えるのも一つの手です。私はペイペイ証券を利用しています。
この内容を参考にしながら、Mastercardの成長戦略やリスク要因をしっかり理解し、将来の投資計画を練りましょう。
🧠 編集部の見解:
こんにちは!Jazzy Kです。
米国株の決算シーズン、特にMastercardの結果に心が踊っています。FIREを目指して投資している私にとって、この会社は非常に重要なポジションを占めています。Mastercardの決算が「さすが」と感じられるのは、その成長の源にある様々なファクターに目を向けたからです。
成長し続ける理由
まず、世界的なキャッシュレス化が進んでいる点。現金よりもデジタル決済の方が便利ですから、今後ますますその傾向が強まると予測しています。この流れは、GDVを押し上げる自然な要因なのでしょう。
さらに、国際取引の増加も注目です。旅行や越境ECの需要が戻ってきているのは、世界が少しずつ元に戻りつつある証拠でもあります。国際取引は手数料が高いので、会社にとって大きな収益源となるのは言うまでもありません。
また、Mastercardは付加価値サービスの拡大を強化しており、セキュリティやデータ分析の分野で成長しています。これにより、単なるカード会社からデジタルインフラ企業に進化しているのです。
リスク要因も存在
もちろん、税制の逆風やコストの増加といったリスク要因もあります。特にグローバル最低税率の影響は無視できません。しかし、営業利益率約60%を維持しているのは、収益モデルの強さを示していますよね。
株主への還元
自社株買いや配当も手厚く、長期保有による「自然な複利」の恩恵を感じられるのも嬉しいところ。株主としては、こういった点が魅力的で、投資していて良かったなと感じます。
投資戦略
最後に、投資に関して私の考えを少しシェアします。Mastercardは基本的に割高に見える株ですが、ドルコスト平均法を用いた定期的な積立や、15〜20%の株価下落時にスポット買いをすることで、リスクを分散しつつ投資を続けるのが賢いやり方かと。
“ペイペイ証券”を使用していますが、少ない金額からでも気軽に参加できるのは本当に助かります。
今後もこの成長ストーリーを見守りつつ、持ち株を楽しむつもりです!皆さんも自身に合った投資スタイルを見つけて、楽しい投資ライフを送りましょう!
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マスターカードが持続的な成長を続けられる理由や、その要因について詳しく触れられています。
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