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概要
この記事では、Markdownで管理された記事にH2見出しごとに画像を自動で挿入する方法を紹介しています。WordPressのREST APIとPythonスクリプトを使用して、手動で行う作業を減らし、記事制作の効率を向上させるフローを解説しています。
要約
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課題の提起:
- H2見出し下の画像挿入が面倒。
- 画像のアップロードや見出しとの対応が手間。
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自動挿入の仕組み:
- wp-post-kitを使用して自動化。
- Canvaで作成した画像を自動で記事に反映する。
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新機能(v4):
- 画像の自動アップロード。
- H2見出しに対応した画像の自動差し込み。
- 画像整理と見出し構成の整合性を自動で管理。
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処理の流れ:
- MarkdownファイルからH2見出しを抽出。
- 見出しをスラッグに変換。
- 画像フォルダから該当画像を検索。
- WordPressに画像をアップロード。
- H2見出し直後に画像を挿入。
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活用例:
- メンバー紹介ページの画像差し込み。
- 商品レビュー記事の画像整理。
- 今後の展望:
- 自動投稿プロセスに「タグ」や「カスタムフィールド」を追加し、SEO対策や記事管理を強化予定。
記事を量産していると、「H2見出しの下に画像を入れるのが面倒だな…」と思ったことはないでしょうか?
特にMarkdownで記事を管理している場合、画像挿入は工夫しないと負担になります。
以下のような課題が出てきます:
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画像を1つずつアップロード → 挿入するのが手間
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見出しとの対応関係を目視で確認する必要がある
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デザインは整えたいけど、そこに時間を割きたくない
今回は、**「H2見出しごとに自動で画像を挿入する仕組み」**を構築していきます。
WordPressのREST APIとPythonスクリプトを組み合わせて、Markdown原稿から一気に仕上げる実用フローを紹介します。
自動化のための仕組み:wp-post-kitとは?
この連載では、MarkdownからWordPressに自動投稿するツール
wp-post-kit をベースにしています。
前回(第3記事)では、CanvaでH2用の画像を一括作成 → ローカルに保存するところまで進めました。
今回はその画像を自動で記事に反映するステップを扱います。
最新版の v4 では、以下の機能が追加されています:
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images/ フォルダに格納した画像の 自動アップロード
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H2見出しに対応した画像を 本文に自動差し込み
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記事ごとの画像整理と見出し構成の整合性を自動で担保
スクリプトでどう動く?【画像→WordPress】
フォルダ構成(v4)
wp-post-kit/├── articles/│ └── sample.md ← Markdown原稿├── images/│ ├── 見出し画像1.jpg ← H2ごとの画像│ └── 見出し画像2.jpg├── post.py ← 投稿スクリプト├── config.yaml ← WordPress設定└── README.md
処理の流れ
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Markdownファイル内の H2見出し を抽出
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見出しをスラッグ化(例:「キャンペーン紹介」→ campaign-shoukai)
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images/ フォルダから該当する画像(例:campaign-shoukai.jpg)を検索
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WordPressに画像をアップロード
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H2直後にその画像を挿入
→ 画像の命名さえ合わせておけば、スクリプトが勝手に連携してくれます。
実際にやってみた【動作例】
以下はMarkdownで書かれた原稿の一部です:
本文が入ります。本文が入ります。
上記の構成に対して、images/ フォルダに以下の画像を用意しておきます:
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osusume-kinou-matome.jpg
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campaign-shoukai.jpg
→ スクリプトを実行すると、各H2見出しの直下に画像が差し込まれたWordPress記事が作成されます。
応用:こんな活用もできる
この仕組みはH2見出し画像に限らず、以下のような用途にも応用可能です:
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メンバー紹介ページの自動画像差し込み
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商品レビュー記事の画像整理
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固定レイアウトを含む記事の量産フロー
コンテンツ制作の 工数削減と再現性確保 に大きく寄与します。
ダウンロードと注意点

この (sample) の部分はスクリプトが自動で画像URLに変換してくれます。
まとめ
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H2画像の手動挿入は手間 → Markdownからの自動連携で解決
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スクリプトが画像アップロードから差し込みまで対応
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Markdown派・記事量産派に特におすすめ
次回は、この自動投稿プロセスに**「タグ」や「カスタムフィールド」**を連携させて、SEO対策や記事管理の精度を高める方法を扱います。
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