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概要
この記事では、Workatoの最新機能に関するアップデートが紹介されています。特に注目すべきは、複数のコネクタに対する新機能や強化、特にSAP、Netsuite、Okta、AI機能、請求業務の自動化に関連する変更が盛り込まれています。
要約
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SAP Success Factors:
- ODataコネクタでOData v4 APIをサポート。バージョン選択機能が追加され、柔軟な自動化が可能に。
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Netsuite:
- Netsuite SOAPコネクタにXMLサポートが追加。カスタマイズされたSOAPリクエストが実行可能。
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Okta:
- 指定ユーザーの多要素認証(MFA)要素をリセット可能な機能が追加され、対応効率が向上。
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AI by Workato:
- 1日のアクション上限が撤廃され、毎分60リクエストの制限が導入。利用体験が向上。
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IDP by Workato:
- アクション上限が撤廃され、同様に毎分60リクエストの制限が適用され、スムーズな利用が期待できる。
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Bill:
- 「請求書を送信」アクションが追加され、請求業務の自動化が強化。
- 今後の展望:
- さらなる発見と新しい使い方が期待されている。また、7月のアップデートにも注目が集まっている。
Workatoの最新機能をご覧ください.
主なアップデート内容
✅ SAP Success Factors: ODataコネクタでOData v4 APIのサポート追加.
✅ Netsuite: Netsuite SOAPコネクタのカスタムアクションでXMLのサポートが追加され,カスタムSOAPリクエストの実行が可能に.
✅ Okta: 指定したユーザーに対して,全ての多要素認証(MFA)要素をリセットできる機能が追加されました.
✅ Bill: 新たに「請求書を送信」アクションが追加され,レシピから直接請求書を送れるようになったため,請求業務の自動化がさらに強化されました.
製品アップデートの一覧はこちらからご覧いただけます.
この記事は英語版を翻訳したものになります.
原本はこちらのProduct Scoopでご覧いただけます.
SAP Success Factors
SAP SuccessFactors OData コネクタで OData v4 API がサポートされました.
接続設定にバージョン選択機能が追加され,V2 と V4 のいずれかを選択できるようになりました.これにより,最新の SuccessFactors API との統合が可能となり,ワークフローで利用できるエンティティがさらに拡充されます.SAP の進化する API 標準に対応することで,より柔軟で広範な自動化が実現できます.
Netsuite
NetSuite SOAP コネクタに XML サポートが追加され,カスタムアクションで独自の SOAP リクエストが実行可能になりました.
ユーザーは自社の NetSuite 環境に合わせて,カスタマイズされた SOAP ペイロードを構築・送信できるようになります.これにより,より高度な NetSuite 連携が実現し,専門的なユースケースにも柔軟に対応できます.
IDP by Workato
IDP by Workato コネクタの1日あたりのアクション上限が撤廃されました.今後は残りアクション数を示すデータピルは表示されず,代わりにワークスペース単位で毎分60リクエストという内部レート制限が適用されます.使用上限を気にすることなく IDP ワークフローを実行でき,ページ遷移やトークン使用量はバックグラウンドで内部的に監視されます.これにより,よりスムーズで制限のない利用体験と,安定したパフォーマンスの両立が実現されます.
AI by Workato
AI by Workato の1日あたりのアクション上限が撤廃され,代わりにワークスペース単位で毎分60リクエストの内部レート制限が導入されました.
ユーザーはこれまで以上に AI 機能を自由に活用でき,手動での使用量管理は不要となる一方で,利用状況は可視化されており安心して利用可能です.このアップデートにより,よりシームレスでスケーラブル,かつ透明性の高い AI 利用体験が実現されます.
Okta
Okta コネクタに,指定ユーザーのすべての多要素認証(MFA)要素をリセットできる新機能が追加されました.
この新しいアクションにより,手動対応なしで MFA の構成をリセットすることが可能となり,アカウントの復旧やアイデンティティ管理ワークフローの効率化が図れます.
Bill
Financial Operations Platform for Businesses & Firms コネクタに「請求書を送信」アクションが追加されました.
これにより,レシピから直接請求書を送信できるようになり,請求業務の自動化が拡張されます.今回の強化により,業務効率の向上と財務プロセスのさらなる合理化が期待されます.
7月もお楽しみに
今月のアップデートで何か新しい発見があれば幸いです.
引き続き,Workatoの新しい使い方を探求していきましょう!
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