金曜日, 6月 6, 2025
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AWSのBedrockでClaude 4とClaude Codeをセキュアに活用しよう! #bedrock – Qiita



AWSのBedrockでClaude 4とClaude Codeをセキュアに活用しよう! #bedrock - Qiita


自己紹介

profile:
  name: 森田 和明
  company: 富士ソフト株式会社
  position:
    title: 主任 / フェロー
    specialization: アーキテクト・エバンジェリスト
  
  AWS Certifications:
      - AWS Ambassador (2023, 2024)
      - Japan AWS Top Engineer (2020-2024)
      - Japan All AWS Certifications Engineer (2024)
      - AWS Community Builder (2024, 2025)
  
  professional_focus: 
      - AWS関係のアーキテクトとエバンジェリスト(生成AIを含む)
  
  social:
    X: https://x.com/moritalous
    Qiita: https://qiita.com/moritalous
    GitHub: https://github.com/moritalous


まだまだイケる!Bedrockの入門書!

image.png



Claude 4はAWS上でも使えます

モデルを有効化して


Claude 4はAWS上でも使えます

プレイグラウンドで実行


AWS準拠のセキュリティ

Bedrock提供モデルとモデル開発元のAPIは別もの。同じモデルを使用する場合でも物理的に隔離


リージョン情報

Claude 4モデルはすべてクロスリージョン推論(※1)での提供
Sonnet 4はローンチのタイミングで東京・大阪でも利用できます!

クロスリージョン(※1) Claude Sonnet 4 Claude Opus 4
米国 :バージニア北部、オハイオ、オレゴン ✅ 提供 ✅ 提供
アジアパシフィック :東京、大阪、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、ハイデラバード(※2) ✅ 提供 ❌ 未提供

(※1)クロスリージョン推論:複数のリージョンのどこかで処理されます
(※2)ハイデラバードはオプトインリージョン(デフォルトで無効化)


Anthropic APIとBedrockの比較

モデルそのものは同じでもAPIで提供されている機能は異なります

機能 Anthropic API Amazon Bedrock
SDK Anthropic SDK AWS SDK / Anthropic SDK
認証・認可 APIキー AWS認証情報
バッチ処理 (Batch processing) ✅ 利用可能 ✅ 利用可能
引用 (Citations) ✅ 利用可能 ❌ 利用不可
Bedrockナレッジベースで代用
コード実行 (Code execution) ✅ 利用可能 (パブリックベータ) ❌ 利用不可
Bedrockエージェントで代用
コンピュータ使用 (Computer use) ✅ 利用可能 (パブリックベータ) ✅ 利用可能 (ベータ)
ファイル API (Files API) ✅ 利用可能 (パブリックベータ) ❌ 利用不可
MCPコネクタ (MCP connector) ✅ 利用可能 (パブリックベータ) ❌ 利用不可
PDFサポート ✅ 利用可能 ❌ 利用不可
Converse APIで代用
プロンプトキャッシング (Prompt caching) ✅ 利用可能 ✅ 利用可能
└1時間キャッシュ期間 (1-hour cache duration) ✅ 利用可能 (ベータ) ❌ 利用不可
トークンカウント (Token counting) ✅ 利用可能 ❌ 利用不可
ツール使用 (Tool use) ✅ 利用可能 ✅ 利用可能
ウェブ検索 (Web search) ✅ 利用可能 ❌ 利用不可


Bedrockではモデル以外の機能も充実

複数のモデルを組み合わせて生成AIアプリ開発ができるプラットフォーム
もちろん生成AI以外のAWSサービスとの組み合わせも



Bedrockで使うための設定

環境変数をひとつ足すだけでOK

export CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1
claude

Claude Code ?


Claude Code !!


/statusコマンドで設定をチェック

バージニア北部リージョンのClaude 3.7 Sonnet(とClaude 3.5 Haiku)が使用されます

スクリーンショット 2025-05-30 213137.png


モデルやリージョンを変更する方法


東京/大阪リージョンに設定もできるが、、

Claude 3.5 Haikuが未提供なので工夫が必要


Claude以外のモデルは諦めよう

Amazon Novaはだめでした



利用状況を人ごとに管理したい

アプリケーション推論プロファイルを作成することでコストを分けて管理

aws bedrock create-inference-profile \
  --inference-profile-name claude-code-user1 \
  --model-source copyFrom=arn:aws:bedrock:us-east-1:123456789012:inference-profile/us.anthropic.claude-sonnet-4-20250514-v1:0
# 出力
{
  "inferenceProfileArn": "arn:aws:bedrock:us-east-1:123456789012:application-inference-profile/ua2srtupytga",
  "status": "ACTIVE"
}

inferenceProfileArnをANTHROPIC_MODELに指定


モデル呼び出しログを確認

有効化するとモデル呼び出しログが見られます!自分の環境で見てみよう!(Claude Codeのプロンプトも見られるよ)



Bedrockのいいところ

  • AWSのサービスとしてのセキュリティ
    • IAMによる権限管理
    • 会社でのサービス利用までの説明が楽(AWSがすでに認められてるケース)
  • AWSのサービスとしての請求
    • 事前のチャージ不要で使った分だけの課金
    • 請求が他のAWS利用料と合算
  • Claude以外のモデルも利用可能
    • 埋め込みモデル、リランキングモデル、画像生成モデル

Bedrockの残念なところ

  • APIキーでサクッとができない
    • 厳重なセキュリティの裏返し
  • 使いすぎ防止が難しい
    • 想定よりも使ってしまうかも
    • アラート設定などはあるがリアルタイムで使えなくなる仕組みではない
  • クォータ制限がきびし目
    • 緩和申請!!!





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