カプコンは本日(2025年7月4日),「カスタマーハラスメント(誹謗、中傷等)への当社対応について」を公開した。
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これによると同社は,カスタマーサポート窓口やSNS・ゲーム販売サイトのレビュー・投稿サイトを通じて,同社の役職員に対し,個人を名指しする,または特定の個人を想起させる形での誹謗,中傷,人格否定,脅迫,加害予告,業務妨害予告,ハラスメントなどの行為を確認しているという。
これを受け「カスタマーハラスメント対応指針」に基づき,これらの行為に対して適切に対応していく旨が発表された。
近頃,同社の開発ソフト「モンスターハンターワイルズ」のSteamストアページに批判が殺到しており,Steamでは記事執筆時点(7月4日19:50ごろ)で“すべてのレビュー”が「賛否両論」,“最近のレビュー”が「圧倒的に不評」のステータスとなっている。
低評価としているユーザーは,同作のボリューム不足や,不具合の多さなどを批判しており,なかには過激な表現のレビューも散見される。
「モンスターハンターワイルズ」と今回の発表について,カプコンは関連性を明記していないが,SNSでは同作に関連することではないかと話題だ。
同社は,悪質なケースについては,警察や弁護士に連絡し,法的措置や刑事手続を含む対処を行うとしている。
カプコン「カスタマーハラスメント(誹謗、中傷等)への当社対応について」
🧠 編集部の感想:
カプコンが「モンスターハンターワイルズ」に対する批判の中でカスタマーハラスメントへの対応を発表したことは、企業としての責任を示す重要な一歩です。しかし、ゲームの内容に対する正当な意見を攻撃する行為が増えている現状は、健全なレビュー文化が崩れつつあることを示唆しています。ユーザーと企業のコミュニケーションがより良いものになることを期待します。
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