前回をまだ読んでない方はこちら 👉 第0章:ポケモンと冒険に出よう!~Java~
🎮 最初のポケモンを選ぼう
おお、キミが今日からポケモントレーナーになる子か!
はじめまして、わたしはひとみん博士。
ポケモンとJavaの研究をしているんだ!
きみに最初に必要なのは――そう、**相棒ポケモン**だ。
ここでは、最初のパートナーとして選べるポケモンが用意されているよ。
それでは、さっそくだけど……
この3匹のポケモンたちから、選んでもらおう
* ヒトカゲ(ほのおタイプ)
* ゼニガメ(みずタイプ)
* フシギダネ(くさタイプ)
💡 クラスボール(クラス)
ところでキミは知ってたかな?
この子たちの情報は、すべて「クラスボール」にしまってあるんだ。
試しに、ピカチュウの情報を見てみよう。
▷ ピカチュウの情報
属性 | 種類 | 詳細 |
---|---|---|
情報 | 名前 | ピカチュウ |
情報 | タイプ | でんき |
情報 | 体力(HP) | 100 |
情報 | 技 | 10まんボルト |
行動 | 登場 | バトルステージに出る + 鳴き声 |
行動 | 鳴き声 | ピカ〜〜ッ!! |
行動 | 攻撃 | 技を出す |
▷ ピカチュウのクラスボール(Pikachu.java)の書き方
Pikachu.java
package pokemon;
// 1:ピカチュウのクラスボール
class Pikachu {
// 2:【文字列情報】名前 = "ピカチュウ"
String name = "ピカチュウ";
// 3:【文字列情報】タイプ = "でんき"
String type = "でんき";
// 4:【数字情報】HP = 100
int hp = 100;
// 5:ピカチュウが登場するときの命令
Pikachu() {
System.out.println(name + " がバトルに登場!");
cry();
}
// 6:ピカチュウが鳴くときの命令
void cry() {
System.out.println("ピカ〜〜ッ!!");
}
// 7:ピカチュウが攻撃するときの命令
void attack() {
System.out.println("10万ボルト");
}
}
📒 トレーナーメモ①
String は、文字の情報っていう意味
int は、数字の情報って意味
📒 トレーナーメモ②
name、type、hpみたいに英語の小文字で書いてある言葉は、
変数(フィールド) という。
※ 情報を保存(セーブ)しておくメモと考えておこう。
【例: nameというメモにピカチュウという情報を**保存(セーブ)**したよ!】
📒 トレーナーメモ③
情報や行動をまとめてあるピカチュウのクラスボールを
Javaでは、クラスというよ。
✍️ 練習
あなたが選んだポケモンのクラスボールを、次の情報にそって書いてみよう。
- 名前
- タイプ
- HP(100)
- 登場時の出力
- 鳴き声
cry()
- 攻撃
attack()
Hint①:書き方(???に当てはまるものを書いてみよう)
package pokemon;
class ??? {
String name = "???";
String type = "???";
int hp = 100;
???() {
System.out.println(name + " がバトルに登場!");
cry();
}
void cry() {
System.out.println("???〜〜ッ!!");
}
void attack() {
System.out.println("???!");
}
}
Hint②:クラスボール作成の手順
- 第0章でお願いしていた
pokemon
プロジェクトで右クリック > 下記手順で作成 - 名前に、自分で選んだポケモンの名前を書いて、『完了』を押してください。
🧭 次回予告:『ゆけ、ピカチュウ!』
キミが選んだパートナーが、ついにバトルステージに登場する!
どんなふうに現れて、どんな鳴き声をあげるのか。今から楽しみだ!!
この冒険のはじまりを、見逃すな!
次の投稿まで――
ピッピカチュウ!!
あとがき
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
「プログラミングって難しい…」って思ってた人も、
「ちょっと楽しいかも…!」って思ってもらえたらうれしいな。
次の投稿も、よろしくおねがいします。
💬 コメント・フィードバック歓迎!
「この章わかりやすかった!」
「これ表現まちがってない?」
「次は○○をやってほしい!」などなど、
お気軽にコメントで教えてくださいね!
✅ 回答例
ヒトカゲを選んだ場合 (Hitokage.java)
Hitokage.java
package pokemon;
class Hitokage {
String name = "ヒトカゲ";
String type = "ほのお";
int hp = 100;
Hitokage() {
System.out.println(name + " がバトルに登場!");
cry();
}
void cry() {
System.out.println("カゲェ〜〜ッ!!");
}
void attack() {
System.out.println("かえんほうしゃ!");
}
}
ゼニガメを選んだ場合 (Zenigame.java)
Zenigame.java
package pokemon;
class Zenigame {
String name = "ゼニガメ";
String type = "みず";
int hp = 100;
Zenigame() {
System.out.println(name + " がバトルに登場!");
cry();
}
void cry() {
System.out.println("ゼニ〜〜ッ!!");
}
void attack() {
System.out.println("みずでっぽう!");
}
}
フシギダネを選んだ場合 (Fushigidane.java)
Fushigidane.java
class Fushigidane {
String name = "フシギダネ";
String type = "くさ";
int hp = 100;
Fushigidane() {
System.out.println(name + " がバトルに登場!");
cry();
}
void cry() {
System.out.println("ダネェ〜〜ッ!!");
}
void attack() {
System.out.println("つるのムチ!");
}
}
Views: 0