水曜日, 9月 17, 2025

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Gitのコミットメッセージ上の種別を簡単に変更する

この記事は Vim 駅伝の 2025-09-15 の記事です。 前回の記事は kawarimidoll さんの「Neovim luaのlsとしてemmyluaを使ってみる」でした。 Vim 駅伝は常に参加者を募集しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。 Gitのコミットメッセージ上の種別を簡単に変更する Git のデフォルトエディタは Vim で、コミットメッセージの編集をすることがあります。 コミットメッセージ自体もですが、リベース時のコミットの順序変更や状態種別変更もよくあります。 このとき、次のような設定を入れていて、これによって、状態を簡単に切り替えられるようにし... Source link

大してアクセスないサイトにECSはオーバースペック

概要 私が業務で触ったシステムは全部ECSでホスティングされています。ECSは動いてる間中ずっと課金されます。しかしlambdaはリクエスト~レスポンス構築完了 の時間しか課金されません。よって大してアクセス数がないサイトや、CloudFrontのキャッシュが効きまくるサイトはECSが暇をしている時間が長いことになり、オーバーパワーです。その時間課金されないlambdaで作れば安いことになります。lambdaなんかで複雑なサイトが作れるかよという話になりますが、aws amplifyなどを使えばモダンなフレームワークで作ったアプリを勝手にlambdaでデプロイしてくれるため、そんなに... Source link

技術ブログはなぜ止まるのか?—テックブログから始めるDevRel入門

「採用広報に限界を感じ、次はDevRelだ!とテックブログを始めたけど、半年で更新が止まりました」 「エンジニア組織開発も兼ねて勉強会をやってみたけど、3ヶ月も続きませんでした」 「DevRelをとりあえずやらねばとConferenceスポンサーをしてみたけど、1回きりでした」  →「・・・どうしたらいいですか?!」 人事や広報担当者、また開発組織のHRBPの方から、最近よくこういう相談を受けます。 そう、技術広報は“燃え尽き”が早いのです。 けれど、だからこそいま DevRel(Developer Relations) に注目が集まっています。 海外では事業成長の戦略として広がるこの考... Source link

独自のスクリプトインジェクション – Codepen

クリスとスティーブンは、私たちがどのように使用するかについて話します CloudFlare労働者 & htmlrewriter 非常に特別なものを注入するため 取り組んでいるペンのプレビューにタグを付けます。このスクリプトには多くの重要な仕事があるため、存在感は非常に重要であり、確実にできることは少し挑戦です。 タイムジャンプ 00:06 スクリプトをコードに注入します 01:10 これにつながった以前に話したこと 02:45 このスクリプトの仕事は何ですか? 07:54 HTMLページをどのように説明しますか? 10:22 プレビューページアドレス 20:02...

Active Job Continuationsがリリースされたので調査してみた

こんにちは! 株式会社メドレーでエンジニアをしています、FY25新卒のringchangと申します。 こちらの記事は「MEDLEY Summer Tech Blog Relay」の16日目の記事です🎉 同期の仲間に「FY25新卒エンジニア4人でこのブログの4日間分をジャックしよう!」と誘われたことがきっかけで、今回執筆することになりました。(同期怖い…笑)というわけで、今日から4日間、FY25新卒エンジニア4人による記事が続きます。 私が所属する 医療プラットフォーム本部 CLINICS 開発グループ で使っている Rails に、先日のリリース(Rails 8.1 Beta)で便利そうな新機能 Active Job Continuations が加わりました。今回は自分の勉強を兼ねて、気になったこの機能を簡単にまとめてみます。参考:Rails 8.1 Beta 1: Job continuations,...

Goで作る静的解析ツール開発入門

「Goで静的解析ツールを作ってみたいけど、何から始めればいいの?」と思ったことはありませんか? Goは「静的解析がやりやすいように設計しよう」という背景を持って作られたプログラミング言語なので、go/astやgo/typesといった解析用の標準ライブラリがとても充実しています。 しかし、いざ作ろうと思っても「skeletonで雛形は作れたけど、その先のgo/astパッケージやgo/typesパッケージを使って自分がやりたい解析ロジックをどう書いていけばいいのか全く分からない」という壁にぶつかる方も多いと思います。 この本では、そんな「静的解析ツールを作りたいけれど、最初の一歩が踏み出せない」という方のために、ASTや型情報の基礎知識から実践的な解析ロジックの書き方まで、実際に動くサンプルコードとともに解説します。 読み終わる頃には「自分でも静的解析ツールが書けそう!」という状態になっていることを目指します。 Source link

TypeScript の歩き方 – TypeScript の全機能を概観する

この記事は何? TypeScript を学ぼうとする人にとって最初のハードルは「どこから手を付ければよいかわからない」ことでしょう。 TypeScript は JavaScript の上に成り立っており、JavaScript もまた、複雑な歴史的経緯の上に成り立っています。JavaScript の深淵な歴史は、TypeScript 学習者に重くのしかかります。 また TypeScript/JavaScript に関連する技術は非常に多岐にわたり、広く普及しています。例えば、DOM, React, Node.js, npm, webpack など...。これらはあまりに普及しているために学習コンテンツにまで浸透してしまっており、純粋な TypeScript の学習にとって雑音になっています。 この記事の前半では「TypeScript とは何であって、何ではないのか」という境界線を明確にします。後半では「TypeScript を学ぶ黄金の順序」を提案します。個別の技術的詳細には触れず、外部のハンドブックサイトや記事に委ねます。 「境界」を明確にして「順序」を提案するだけの記事ですが、まず全容を把握したい初学者にとっては大きな価値になると思います。 熟練者にとっても、かなり細かい部分まで網羅しているので知識の整理に役立つと思います。ご指摘やご提案があればぜひコメントをお願いします。 前半: TypeScript とは何か TypeScript...

キーボードが一枚も売れなかった

タイトルの通りです。 去年のキーフリ・今年のキーケットでめちゃくちゃ売れていたChildhood's Endを含め、キーボードを11枚持ち込んで1枚も売れませんでした。 理由は何か オープンな場所でのマーケティングを怠っていた。これに尽きると思います。 noteで解説記事を書いていたり、天キーで展示を行ったりして、お品書きも記載して、それを展開して…………ということをしたつもりになっていて、結局それらが自作キーボードを(潜在的に・明示的に問わず)求めている層にリーチしていなかったのが大きいでしょう。 https://posfie.com/@yimamura/p/a1hjedi yim... Source link

DroidKaigi 2025でAndroid Audio: Beyond Winning On Itという話をしてきた

DroidKaigi 2025で、Android Audio: Beyond Winning On Itという謎タイトルで、Androidオーディオアプリケーション開発の最前線でプラットフォームに足りないオーディオ機能は何なのかという話をしてきた。なんとセッション動画が翌日には上がっていた: https://2025.droidkaigi.jp/en/timetable/941476/ セッションスライドはspeakerdeckで公開してある: https://speakerdeck.com/atsushieno/android-audio-beyond-winning-on-it 今回は「AndroidはiOSと比べて音楽アプリケーションが少ないので、その問題にどうやって対処していくべきか」という話を伝えるためにやっている。タイトルには「Androidの中だけで『よくできました』って言ってるだけじゃダメなんだ」というニュアンスが込められている。しかしproposalにいろいろ書き並べすぎた。書いたことは全部言及したつもりだけど、これにかなり縛られてしまったので反省している。当時話そうと思っていた話に全く言及できなかった部分もある(MIDI2の意義とか)。40分ではとても話しきれなかったことがあるので、いろいろ補足しながら文章でまとめておこうと思う。 音楽アプリケーション is 何? DroidKaigiはオーディオアプリケーションの開発者が集まるイベントではないので(そんな場面は多くは無いが、無いわけではない)、オーディオ機能はAndroidのようなOS・プラットフォームにおいてどのように提供されるものなのかをざっくり説明していた。 デスクトップで動作するコマンドラインツールのような小さなものを除けば、多くのアプリケーションでは音に関連する何らかの機能が使われている事が多い。一番わかりやすくサウンドをトリガーするのは通知機能だ。プラットフォームの通知機能を使えば、標準的な設定ではユーザーがミュートしていなければ何らかの音が出ることになる。ターミナルでユーザーが無効な操作を送ったら警告音が出たり、アプリケーションがエラーを通知したり、あるいはアプリケーション自体がエラーを起こしたら、エラーダイアログとともに音が出たりする。この目的ではオーディオ機能をアプリケーション開発者が直接呼び出すことはほとんどない。せいぜい単発のオーディオファイルを再生する程度だろう。たとえばWindowsのSystem.Media.SystemSounds.Beep.Play()といった感じだ。 音楽に関連するという意味でのオーディオアプリケーションはどうか。一般的なユーザーであれば、音楽を聴いたり動画を見たりするわけで、この意味ではまだ一般ユーザーの使い方に深く関連する話ではある。いわゆるmedia APIの守備範囲ということになるが、音声や動画のようなメディアを適切なユーザー体験で再生するにはそれなりの工夫が必要になるし、プラットフォームのメディアAPIが弱いとこのレベルでも実現が危うくなってくる。 Androidはもちろんこのレベルでの心配は無いし、2025年現在はJetpack Media3(旧ExoPlayer)のAPIを使えばほぼ解決する。Google Play Storeにはメディアプレイヤーの類が数多く公開されていて、YouTube、TikTok、Spotify、なんならApple Musicまで存在する。この方面でAndroidがAppleに大きく水を開けられているわけではないので、この分野でのアプリ開発の話をする意義は小さい。DroidKaigiではメディアストリーミングのサービスを提供しているスポンサー企業がいくつかブースを出していて、会社によってはMedia3のソースに手を加えたうえで利用しているところもあるようだ。 Androidに足りていないのは、再生用のアプリケーションではなく、クリエイティブ・クラスのためのアプリケーションだ。DAWなどDTM(デスクトップPCではないモバイル環境でこの単語が妥当するのかはおいといて)で使うような音楽制作のアプリケーションでは、より厳密なリアルタイム オーディオ処理が求められる(なぜ、みたいな話は後述)。 Androidプラットフォームオーディオ機能の現状 (2025) オーディオ開発者は、さまざまな理由でモバイル開発に後ろ向きで、さらにAndroid開発についてはiOS開発よりも後ろ向きになっている。ここでは「なぜ」そういう傾向が出てきたのかを何点か議論する。 「Androidはオーディオレイテンシーが大きい」 Androidオーディオについて、2010年代頃によく言われていたのは、Androidはリアルタイムオーディオ機能が無い・弱い、というものだった。もう史料としての価値しか無いが、superpoweredがAndroid 5.xの頃に公開したAndroidのオーディオ遅延を分析した文書が詳しい: https://superpowered.com/androidaudiopathlatency これは事実の側面があるが、2020年代、特に2025年にはほぼ時代遅れの主張と言っていい。Androidでは、Android 2.3(API Level 7)からアプリケーションがJavaではなくC/C++でオーディオ処理を実装できるようになり、Android...

挫折ばっかりしてる過去の自分

https://minna-no-monogatari.connpass.com/event/368432/ これじゃないけども、時系列順にこれまでのキャリアを振り返りです。 だいたい太字のところが言いたいところ。ほかはまあどうでもよかったりする。 全体サマリ 商用開発 & インフラ経験: 2003年~ (アプリ開発 → インフラ → .NETクラウド/Blazor → ITコンサル) のフルスタック遷移 技術主軸: C# / .NET / Azure / Blazor / Web API...

Codex CLIにClaude Codeから手軽に設定を移行する方法

Codex CLIにClaude Codeからの設定移行 Codex CLI、GPT5の登場とClaude Codeがアホになっているかも(?)ということで人気ですね。 私も気になっていたのですが、Claude Codeの設定を移行するのが面倒だったので手を出さないままでした。そんな中、我慢できずついに設定を移行したので手順を簡単に残しておきます。 コマンドはコピペしやすいように最初の$は省略しています。 Codex CLIのセットアップ まずはCodex CLIのセットアップですね。Claude Codeをセットアップしているなら、以下コマンドでインストールできると思います。 npm install -g @openai/codex 起動したら、ChatGPTにサインインしましょう。有料プラン(Plus, Pro, Team)に入っている必要があります。 MCPサーバを追加 何はなくとも、重要な(個人の見解です)MCPサーバの設定です。Codex CLIは、他の多くのMCPホストで使われているJSONでなく、~/.codex/config.tomlというファイルにTOML形式でMCPサーバの設定を保存しています。本当、変なところで個性出さないで欲しいです。わざわざTOML形式で書き直すのは大変なので、ツールで移行しましょう。 複数AIエージェントのMCPサーバの設定を一元管理できるmmcpというソフトがあります。mmcpという独自形式から、各種のAIエージェントのMCPサーバ設定を一括で実施できるので、このソフトを活用することにします。 ただ、Claude Codeからmmcp形式に変換する必要あるため、そこに関しては自分でツールを作りました(ccmcpという自作のClaude CodeのMCPサーバ管理ツールに、変換機能を加えました)。 なので、以下の2ステップでCodexにMCPサーバを設定します(すでにClaude CodeのMCPサーバ設定済みの人は、1ステップ目は飛ばして2ステップ目のみを実行してもOKです)。 Claude CodeにMCPサーバを設定 Claude CodeのMCPサーバ設定をmmcpとccmcpを使って移行 ...

クリスのコーナー:用語のフェード – Codepen

私は自分が「エッジ」と言っていることに気づきました スティーブンとの最近のポッドキャスト。私は、Webリクエスト中に実行されるサーバー側のJavaScriptについて話していましたが、1つの場所ではなく世界中のCDNノードで発生することは有利でした。 速い。 それが「エッジ」についての全体的なポイントが速度であることでした。 この用語はもう多くのことを聞いていませんが、それでも多くの人が使用する便利な建築概念です。 Salma Alam-Naylorには良い説明の投稿があります。 たとえば、AWSのUS West Serverをご覧ください。私にとって、英国から西に西にリクエストすることは、データがワイヤーを横切る距離があるため、ヨーロッパのサーバーの1つにリクエストするよりも時間がかかります。 サーバーサイドレンダリングにサーバーレス関数を使用してJamstackサイトを濃縮する場合は、世界中のすべての人のためにWebサイトを高速化するために、ユーザーへの最も近い場所にリクエストをルーティングする方法を知っているインテリジェントネットワークを迅速にするために、グローバルサーバーで高可用性が必要です。 時間の経過とともに用語が使用されているだけで、どのように程度も冷静になるのは興味深いことです。当時、彼らはそのような大きな重要なことのように感じているので、誰もが考えています。 「スパ」(シングルページアプリ)のような用語でさえ、誰もがかなり長い間議論したかったのはそれがすべてであるように思えました、そして今、私はそれが冷えているのを見ています。それと通常のリンクとリロードを備えたウェブサイトの間のすべてのニュアンスと区別が耐えられました。塗料保持などの概念 トランジションを表示して、通常のサイトはスパのように感じます...

TanStack Form v1以降のアップデート内容まとめ

TanStack Form v1以降のアップデート内容をコード例とともに解説します。 継続的に更新予定です。 Source link

Mago: PHP開発が爆速になる?次世代の静的解析ツールを試してみた

はじめに PHPでの開発において、コードの品質を高く保つことは、プロジェクトの成功に欠かせない重要な要素です。 これまで、コードフォーマッタ、リンター、静的解析といったツールは、それぞれ別のものを組み合わせて使うのが一般的でした。しかし、今回ご紹介する Mago は、これらの機能をたった一つに統合した、PHP界に現れたちょっと革新的なツールチェーンです。 私自身、普段のPHP開発では、次のようなツールを愛用していました。 PHPStan: 頼れる静的解析ツール PHP-CS-Fixer: コードを美しく整えるフォーマッタ これらのツールに大きな不満はなかったのですが、心のどこかで... Source link

Alibaba cloud と Qwen LLM で LINE Chatbot を作成する

はじめに こんにちは、今回は AWS, Azure, GCP の次に名前が上がるにも関わらず、業務上では殆どお目にかかれないクラウド、Alibaba Cloud で遊びたくなったので LINE 上で Qwen を使ったチャットボットを作成してみました。 コンプライアンス等の要請から会社の業務用ツールとは完全に別個にしたいのと、友人間の流れみたいなところもあったのでプライベートでアカウントを取得して LINE でボットを作ってみることにしました。 地政学的な問題から避けられがちな Alibaba Cloud ですが、実は世界 25+ リージョン・90 以上のアベイラビリティゾーンを展開しており、中国・ASEAN とのビジネスを行う上では選択肢の第一候補として挙がってくるものだと認識しています。喫緊で必要というわけではないですが、触れておいて損はなさそうですね。 筆者は普段 AWS を利用しているため、所々で...

FFRI × NFLabs. Cybersecurity Challenge 2025 Writeup

FFRI × NFLabs. Cybersecurity Challenge 2025に参加しており、3位だった。並行してDefCamp CTF Qualsにも出ていた(こちらは決勝進出できずだった)が、このCTFは開催期間が72時間というのもあり、それなりにじっくり取り組むことができた。 以下、自分が解いた問題のwriteupになる。かなりLLMに頼っている部分もあるが、そこはご了承願いたい。 Welcome 提出するだけ。flag{Good_Luck_and_Have_Fun!} HiddenService nmapで調べると、31337番でApache httpdが動いていることが分かる。 ┌──(kali㉿kali)- └─$ nmap -sV -p- 10.0.129.53 Starting Nmap 7.95 ( https://nmap.org ) at...

1つの設定を複数モデルに分散させるRailsパターン

はじめに Railsアプリを開発している中で、「あるモデルの設定を、関連する複数のモデルに自動で反映させたい」 という課題に直面しました。 そこで使用した実装方法を、学習塾システムを題材に、「クラス管理者が生徒の通知設定を一括で管理できる仕組み」を実装するパターンとして紹介します。 この方法を用いることで、保守性・拡張性の高い「設定の継承」をシンプルに実現できます。 前提 サービス概要 以下のようなシステムを想定します: 学習塾で利用されるシステム 各生徒に対して「宿題リマインダー通知」や「お知らせ通知」を行える クラスごとに通知方針が異なる(受験クラスは通知多め、自習重視... Source link

【SWTTokyo25レポ】 クエリパフォーマンスチューニングの傾向と対策

がく@ちゅらデータエンジニアです。 こんばんわ!! Snowflake World Tour Tokyo 2025 は、とてもとても盛況でしたね!つーでいず!!!めちゃくちゃ熱いセッションばかりでした! 私がSWTTokyo25への参加はこのセッションを聞くためだ!!といっても過言ではないセッションがありました Snowflakeの神エンジニア(Co-Founderにアジアナンバーワンエンジニアと言われた)yoshiさんのセッションです。 毎年、本当に質の高いセッション内容で、内容は正直「地味」かもしれませんが、Snowflakeでいかにパフォーマンスを出すか?を説明いただいたセッショ... Source link

はじめてのReact入門 – コンポーネント開発からTodoアプリ制作まで

こんにちは、とまだです。 「Reactって難しそう」「コンポーネントってなに?」と思ったことはありませんか? 実は私も最初はそう思っていました。でも大丈夫。基本から段階的に学んでいけば、必ずマスターできます。 【こんな方におすすめ】 ・JavaScriptの基礎は学んだけど、次に何を学べばいいか迷っている ・Reactに興味はあるけど、どこから始めていいかわからない ・効率的にUI開発ができるようになりたい ・将来的にNext.jsなども学んでみたい 【本書で身につくスキル】 ■ Reactの基本概念の理解 - コンポーネント指向の考え方 - 仮想DOMの仕組み - JSXの書き方と活用法 ■ 実践的な開発環境の構築 - Viteを使った高速な開発環境 - VS Codeの効率的な設定 - Tailwind CSSでのモダンなスタイリング ■ 動的なアプリケーション開発 - useState/useEffectの実践的な使い方 - Props/Stateによるデータ管理 - イベントハンドリングの実装 ■ 本格的なアプリ制作 - Todoアプリの段階的な開発 - localStorageでのデータ永続化 - TypeScriptでの型安全な開発 【学習の流れ】 本書は段階的なアプローチでReactを学ぶことができます。 まず「Reactとは何か」から始まり、開発環境を整え、簡単なコンポーネントを作りながら基礎を固めます。 そして、実際にTodoアプリを作りながら実践力を養い、最後はTypeScriptを使った本格的な開発まで学習します。 各チャプターは段階的に難易度が上がっていくので、無理なく着実にスキルアップできます。 【技術スタック】 - React 18 - Vite(高速ビルドツール) - Tailwind...

「もしもの人生」を可視化するWebアプリをリリースしました!

「並行世界」をリリースしました! こんにちは!今回、「もしもあの時、違う選択をしていたら...」という想像を形にするWebアプリ「並行世界」を作ってリリースしました🎉 https://parallel-life.lydear.com どんなアプリ? 簡単に言うと、人生の分岐点での「もしも」を物語として生成してくれるアプリです。 「あの時、告白していたら...」 「違う大学に行っていたら...」 「転職していたら...」 こんな「もしも」の選択を複数組み合わせて、パラレルワールドの物語をAIが生成してくれます。 使い方 この画像のように今までの人生の分岐点を登録していきます... Source link

TUIタイピングゲームを作ったので仕組みをまとめる(Rust × Tree-sitter × Ratatui)

コードを素材にしたOSSのTUIタイピングゲーム GitType を作った。この記事では「どんな仕組みか」をまとめる。 https://github.com/unhappychoice/gittype どういうゲームか 全体アーキテクチャ GitType の構成は次の通り。 問題生成フロー ゲームプレイフロー AST とコード片切り出し(Tree-sitter) GitType は Tree-sitter を使ってソースコードを構造的に解析し、意味のある単位でコード片を抽出する。 抽出の仕組み 1. パーサーレジストリによる言語管理 各言語専用の LanguageExtractor とTree-sitterパーサーを事前に登録。言語固有のクエリパターンと抽出ロジックを一元管理。 https://github.com/unhappychoice/gittype/blob/4950eee/src/extractor/parsers/mod.rs#L40-L147 2. AST構築とクエリ実行 ソースファイルをTree-sitterでパースしてAST(抽象構文木)を構築。言語固有のクエリを使って関数、クラス、メソッドなどの構文要素を検索。 https://github.com/unhappychoice/gittype/blob/4950eee/src/extractor/core/extractor.rs#L36-L60 3. 構造的なチャンク生成 クエリ結果から CodeChunk を生成。ノードの開始・終了位置を使って、構文境界を尊重した形でコード片を切り出し。 https://github.com/unhappychoice/gittype/blob/4950eee/src/extractor/code_chunk_extractor.rs#L15-L45 4....

UE5:Unreal EngineのInterfaceについてまとめた

はじめに Unreal Engine 5 の interface機能とくに UInterfaceについてまとめます。 個人的に UInterfaceについて理解が足らないと感じており、いまいちどう書けばいいのか、使いどころや選定基準が曖昧であったため、自己学習および将来の自分のためのメモとしてまとめることとします。さんざん擦られてきたUInterfaceですがイマイチ深く踏み込んだすべての疑問を解決してくれる記事がなかったので調べました。 主に C++ 側での実装についてまとめます。 BP側のinterface機能については 世にある記事をご参照ください。 【C++】インターフェー... Source link

GitHub Enterpriseプランにするメリットって何?

最近GitHubってTeamプランからEnterpriseプランに変えると何がいいの?と聞かれることが多くなったので、本記事にまとめてみました。 この記事では、普段皆さんがお使いのGitHubについて、TeamプランからEnterpriseプランにアップグレードして出来ることや、どのような企業がEnterpriseプランへのUpgradeを検討した方が良いかを解説します。 開発時にGitHub使うことはもちろん、契約形態やどれぐらいコストかかるんやろ?みたいな興味がある人は是非確認ください🚀 GitHub Enterpriseは、GitHubが提供する大規模組織・企業向けの上位プランです。TeamプランやFreeプランと比べて、セキュリティ・管理性・サポートが強化されており、数百〜数千人規模の開発組織やグローバルに展開する企業に最適化されています。 https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/admin/overview/about-github-for-enterprises 金額は1userあたり月額21ドルで、Teamプランの4ドルと比べると高価ですが、その分セキュリティや管理機能が充実しているプランとなります。 特に、**セキュリティコンプライアンスが重視される業界(金融・公共・医療・通信・インフラ..etc)**や、クラウドネイティブに大規模な開発を進めるSaaS企業で多く導入されています。 ご興味ある方は是非チェックしてみてください🚀 GitHubにはFree・Team・Enterpriseの3つのプランがあり、それぞれに特徴があります。まずは比較表を見てみましょう! https://github.co.jp/pricing.html#compare-features 機能カテゴリ Free Team ($4/ユーザー/月) Enterprise ($21/ユーザー/月) コード管理 パブリックリポジトリ 無制限 無制限 無制限 プライベートリポジトリ 無制限 無制限 無制限 コードワークフロー GitHub Codespaces 利用不可 最大32コア(従量課金 $0.18/時間〜) 最大32コア(従量課金 $0.18/時間〜) GitHub Actions (CI/CD時間/月) 2,000分 3,000分 50,000分 GitHub Packages ストレージ 500 MB 2 GB 50 GB コードレビュー機能 ✅ ✅ ✅ Pull requests ✅ ✅ ✅ 保護されたブランチ パブリックリポジトリのみ ✅ ✅ 必須レビュー担当者 パブリックリポジトリのみ ✅ ✅ コラボレーション パブリックリポジトリ上の共同作業 無制限 無制限 無制限 プライベートリポジトリ上の共同作業 無制限 $4/ユーザー/月 $21/ユーザー/月 Issue & プロジェクトボード ✅ ✅ ✅ コードオーナー – ✅ ✅ Wiki ✅ ✅ ✅ 複数人でのドラフトPull Request ✅ ✅ ✅ セキュリティ & コンプライアンス GitHub Security Advisories パブリックリポジトリ パブリックリポジトリ GitHub Advanced...

Claude Codeで始めるナレッジ管理CLIツールによるMCPサーバー接続

以前、Wikiリンク記法で書いたマークダウンファイルを静的サイトへビルドするCLIツールの紹介をしました。 https://zenn.dev/boykush/articles/0b13f54335dbb7 CLIツールの新機能としてCLIコマンドによるMCPサーバー実装をしたところ、Claude Codeからの接続で良い感じに使えそうだったので利用例を紹介します。 なお似たようなことはObsidian + MCPサーバープラグインでできると思いますが、ScrapsはCLIを中心としているのでマークダウンファイルさえあればすぐに始められるのが強みです。コンセプトは以下のドキュメントにまとめています。 https://boykush.github.io/scraps/scraps/what-is-scraps-question.html scrapsコマンドがインストールされていれば以下のコマンドでClaude Codeと接続できます claude mcp add scraps -- scraps mcp serve --path ~/github/boykush/repositories/wiki/ 公式Doc scraps向けにマークダウンファイルをおいてあるディレクトリを --path で指定します。今回は実際に自身のナレッジをまとめている https://github.com/boykush/wiki リポジトリをローカルへクローンしたパスです。 > /mcp ╭────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╮ │ Scraps MCP Server...

【作業ログ】Kubernetes チュートリアル【基本編】

はじめに 業務で Kubernetes を扱うに当たり、チュートリアルを実施しました。一緒に「なんもわからん」から「完全に理解した!」をえて「チョットデキル」を目指しましょう! https://kubernetes.io/ja/docs/tutorials/ 目次 はじめに 目次 環境 Kubernetes チュートリアル kubectl のインストール Hello Minikube minikube とは何か minikube のインストール minikube クラスターの作成 ダッシュボードを開く Deployment の作成 Service の作成 アドオンの有効... Source link

Snowflake World Tour Tokyo 2025 完全燃焼記〜楽しみつくすための僕なりの方程式〜

はじめに 今回は、Snowflake World Tour Tokyoでの個人的な体験と学びを中心に綴った雑記です。技術的な詳細よりも、イベントを最大限に楽しむためのヒントや、そこから得られた気づきに焦点を当てていますので、ぜひお気軽にお読みください。 9月11日12日に開催された、Snowflake World Tour Tokyo(SWTT)2025が終わって2日が経ちましたが、まだ余韻に浸っています。 この記事では、私なりのSWTTの楽しみ方と、そこで感じたことを振り返ってみたいと思います。結論から言うと、Snowflakeを理解し、活用し、コミュニティに参加し、できることは何でもやる — これがイベントを最大限楽しむための方程式だと確信しました。 1年越しの夢が叶った瞬間 DATA COLLABORATION賞受賞の感動 1日目の基調講演で、今年のDATA DRIVERS AWARDSが発表され、弊社CCCMKホールディングスはDATA COLLABORATION賞を受賞しました。 https://x.com/TARO9652512797/status/1965966670683574375 Snowflake社より5月に内示はいただいており、その際にプレスリリースの受賞コメント案を考えたり、受賞企業へのSWTTでの登壇の打診も受けており、それらの対応をしていたため、割と自分の中では喜びは一段落していたつもりでした。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000116784.html しかし基調講演で正式発表され、CIOがトロフィーを受け取っているのを見ていると、1年前の同じイベントで、受賞企業に拍手を送りながら、CIOと「いつか我々も取れると良いね」と話していたことを改めて思い出し、彼が私にトロフィーを手渡してくれた瞬間に感無量となりました。 DATA COLLABORATION賞に限らず、各賞がどのような基準で選出されるかは開示されていませんが、やはりその領域において他社と比べて抜きんでた成果やSnowflake社から見て他社の範となるような取組みを行っている企業が選ばれるのだろうと考えています。そういう観点で弊社が選出された理由を手前味噌ながら、自己分析したいと思います。 我々はVポイントという日本最大級の共通ポイント事業者の1社であり、その顧客IDに紐づく顧客データをSnowflakeに統合し、データ活用しています。自社へのデータ統合やその活用において、企業間連携が多く存在し、Snowflake、Data Sharingとの相性は非常に良いものと考えています。 そのため、企業としてもエンジニア部門としても様々な取組みでの活用を行ってきました。・企業間データ連携におけるData Sharingの積極採用・CCCグループ間のData Sharing連携・加盟企業向けの分析ASPサービスをSnowflake化・Snowflake Reader Accountによるポータブルデータサービスの提供(弊社グループ会社→加盟企業) またData Sharingはあくまで手段であり、Snowflakeをビジネスに活用するということが最も重要なテーマとなります。弊社がSnowflakeに関連するイベントで登壇させてもらう際は、ビジネス貢献におけるデータコラボレーションの実践や重要性をメッセージとして入れるようにしていました。 さらにイベントで名刺交換した企業には御礼のメールを送ったり、自社の活用事例をお話する中で、営業へ数社のリードを渡すなど、「アポ取り本部長」として活動しておりました(笑)。そういう意味では私自身がビジネスサイド寄りのエンジニアというのが、Snowflakeのコミュニティの中では特異な属性なのかもしれません。 我々のビジネス上、データホルダー同士の連携が多いため、SnowflakeのData...

TypeScript のコンパイルを理解する

🌼 はじめに こんにちは、にわかエンジニアです。 私はエンジニア歴のほとんどを TypeScript と一緒に過ごしていてあまり気づいてなかったのですが、どうやら TypeScript のコンパイルは他の言語に比べて変わってるらしいです。 なので、TypeScript のコンパイルについて調べたものを共有したいと思います! 1. コンピューターの言語、人の言語 まずは根本的な言語(とその翻訳)について説明します。 1-1. 低水準言語 低水準言語(low-level language)は、コンピュータが理解しやすいように作られた言語で、一般的に機械語とアセンブリ言語を指します。 機械語(machine language)は CPU が直接実行する0と1の列で、機械に向けの言語で人が読むことは配慮していません。 01001000 11000111 11000000 00000001 00000000 00000000 00000000 01001000 10000011...

にじボイスのキャラと声優さんの対応表を作ろう!【技術編】

概要 以下の過去記事では、TTSサービス にじボイス と AivisSpeech の音声とそっくりな声の声優さんを特定する記事を書きました。 https://zenn.dev/litagin/articles/55db1af37129a8 にじボイスについて、実は にじボイスが何故か来月2025年10月から完全な審査性クローズドサービスとなる予定 なことや、何故かキャラクター名が変更される事件 がありました。 これらを受けて、にじボイスについて、再び 新しい名義で、しかも声優名ベースで、きちんと予測をする ことを目的として、この記事は主にその技術的な側面についての記事となります。 ... Source link

【Python】yieldでなんちゃって非同期処理

yieldの使い道 夫れPythonに限らずプログラミング言語には、頻りに使う機能もあれば、特別の用でもなければ殆ど使うことのない機能というものもあるものです。斯く言う私はPythonに初めて触れてから数年経つものの、yieldをまともに扱った場面はたった一度しかありませんでした。 そもそも、私はyieldという語を日常で見たことがありません。そこで日就社刊行の英和字彙を見てみますと、次のようにあります。 柴田昌吉, 子安峻 共編『英和字彙 : 附・音插図』,日就社,1873. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1871572 (... Source link

演算子の優先順位の設計比較

主要な言語について、演算子の優先順位の設計を比較します。 自作言語の設計等に役立ててください。 算術演算 vs ビット演算 多くの言語では、算術演算がビット演算に優先します。 *, / +, - & | しかし、GoとSwiftではこれらの階層が混在しています。 *, /, & +, -, | 半環だと思えば似たようなもの、という発想でしょう。 単項マイナス vs 冪乗 冪乗の演算子 ** をもつ言語では、しばしば単項マイナスとの順序について特別なルールを持ちます。つまり、基数にマイナスがついた場合、それは項全体を反転させると考えます。この... Source link

ghtkn でローカル開発用に GitHub Access Token をセキュアに生成して PAT から卒業する

ローカル開発のために GitHub App からセキュアに User Access Token を生成する CLI である ghtkn を紹介します。 https://github.com/suzuki-shunsuke/ghtkn https://github.com/suzuki-shunsuke/ghtkn-go-sdk まとめ ghtkn は Device Flow を用いて GitHub App から User Access Token...

[レポート] 『AI時代を見据えたANAグループのデータ戦略:Iceberg導入のリアルと今後の展望』 #SWTTokyo2025

株式会社truestar プロダクト開発部所属のしんやです。 当エントリでは、2025年09月11日(木)、12日(金)にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催された『Snowflake World Tour TOKYO 2025』のセッション『AI時代を見据えたANAグループのデータ戦略:Iceberg導入のリアルと今後の展望』の参加・聴講内容をレポートします。 セッション概要 公式サイトのセッションタイムテーブルによるセッション概要は以下の通りです。 ! セッションタイトル: AI時代を見据えたANAグループのデータ戦略:Iceberg導入のリアルと今後の展望 セッ... Source link

WebDAVのファイル一覧をJSONで取得したい【WebDAVJSON】

https://github.com/GitHub30/WebDAVJSON WebDAV は通常 PROPFIND で XML を返しますが、フロントエンドやスクリプトからは JSON のほうが扱いやすい場面が多いです。WebDAVJSON は PHP / Node.js のシンプルなサーバーサイドスクリプトで、JSON の一覧・アップロード・削除・ダウンロードを REST 風に提供します(CORS・API キー認証・拡張子制限に対応)。(GitHub) 参考: 一般的な WebDAV では PROPFIND を使ってディレクトリ一覧を取得し、XML で応答します。(Nextclou... Source...

ナレッジワークにおけるデータ基盤の構成 – 2025/09

! ※この記事は、「KNOWLEDGE WORK Blog Sprint」第14日目の記事になります。 はじめに ナレッジワークでエンジニアをしている @_sisisin です2025/04 にデータ基盤チームへ移ってきて初めてのデータ基盤屋さんをやっています主に基盤の整備やデータ活用の支援をしたりしています この記事ではナレッジワークでのデータ基盤の現状を社内のメンバーへ共有する目的で書きました内容的に公開できそうなので、Zenn に公開する形にしました ということで、この 2025/09 時点のデータ基盤の構成とその思想・経緯を残しておきます 前提の説明 - ナレッジワークのサービスについて ナレッジワークのサービス基盤について ナレッジワークでは主に Google Cloud 上にサービス基盤を構築しています 余談ですが、Poetics社とのM&Aからシステム統合を進めているJamRollというサービスがAWS上にありますこちらにもデータ活用のための基盤があるのですが、記事執筆時点で引き継いだばかりで何も手がつけられていないので ナレッジワークのサービス基盤に関連する部分に絞って説明します データ基盤に関連する部分としては、以下のようなリソースを利用しています CloudSQL (PostgreSQL) BigQuery また、開発環境から本番環境まで dev,qa,stg,prd の 4...

[2025年9月12日] AI小作人にならないために (週刊AI)

こんにちは、Kaiです。 Codexのアップデート速度が凄まじいことになっています。Claude Codeというお手本もあり、ほぼ機能的には追従してしまったのではないでしょうか。先日のAnthropicの資金調達といい「ジェネリックなAIプロダクト」は完全に資本力で殴る世界になってしまっています。 今週もAnthropicがExcelやパワポを直接作成・編集する機能をリリースしました。精度やデザインはまだまだ発展途上ですが、恐らくこれも大資本力同士の競争が行われ、一瞬で類似のことを試みていた小規模スタートアップは焼き払われてしまうのではないでしょうか。 少し前、デジタル小作人という言葉が... Source link

Cursor + 社内汎用MCP + Playwright MCPによるテスト実行実験

1. はじめに ナレッジワークでQAエンジニアをしているguncha(@gun_chari)です。この記事は、「KNOWLEDGE WORK Blog Sprint」13日目の記事になります。   https://zenn.dev/knowledgework/articles/20fb768ee2e5e7 2024年11月にAnthropic社がModel Context Protocol(MCP)を発表して以降、2025年3月のPlaywright MCPの登場に加え、ナレッジワーク社内では社内汎用MCPも開発され、QA業務における新たなAIツール活用の可能性が生まれました。テスト分析や設計におけるAIツールの活用が広がる一方で、私はテスト実行フェーズにおけるMCP活用の可能性に特に興味を持ちました。 そこで2025年7月、Cursor + 社内汎用MCP + Playwright MCPを組み合わせたテスト実行実験に取り組みました。まだ本格運用には至っていませんが、自然言語で記載された簡単なテストの実行や想定外のテスト観点の発見など、一定の手応えを感じました。 本記事では、実験の背景、実験内容と結果、実験の効果、そして今後の展望について共有します。 2. 実験の背景 ナレッジワークでは、QAエンジニアがTestDesignDocを作成し、テスト分析・テスト設計の成果を管理しています。リグレッションテストについてはPlaywright × TypeScriptを用いたE2E自動テストが毎日実行されていますが、新規機能開発や既存機能の変更時の初回テスト実行は主に手動でのブラウザ操作に頼っており、一つひとつの操作と結果確認に時間がかかる場合がありました。 また、昨今のAIツールの台頭により実装スピードが向上する中で、開発プロセスの中でテスト実行フェーズがボトルネックになるリスクを感じていました。 3. 実験内容と結果 実験の概要 Cursorチャットから、社内汎用MCPのナレッジ取得toolを利用してTestDesignDocを読み込み、その内容をもとにPlaywright MCPを用いてテスト実行するように指示を与えました。 ...

PythonオブジェクトをRustで効率的に処理する – pyo3-arrowによるゼロコピー実装

FFI(Foreign Function Interface)の型変換のオーバーヘッド RustとPythonを連携させるとき、悩ましい問題がデータの受け渡しです。 # ユーザは様々な形式でデータを渡してくる import numpy as np import pandas as pd # 素数判定をRustで高速化したい primes = rust_lib.is_prime_batch(np.array()) # NumPy primes = rust_lib.is_prime_batch() # Python li... Source link...

あるべき場所に帰ろう!ReActに立ち返りClaude Code + Playwright MCP + Figma MCPでデザインを反映

VTeacher所属のSatokoです!普段はフロントエンドをメインとして、QA的なことや進捗管理など、いろいろやっています。最近の趣味はAIとのおしゃべりです! ところで! せっかくFigmaにMCPサーバーがあるのに、生成されたコードがいまいちで、一時的に話題になった以降は、Figma MCPサーバーの利用を諦めてしまった人はいませんか? いま、心の中で(あ、はい・・・)と答えた人そこのあなた! この記事の続きを是非読んでください! エージェント機能=人に依存していた職人気質の作業を繰り返す いまでは「エージェント」という機能が一般的になってきましたが、私が初めてこの言葉を聞いたのはRAG(LangChain)を触ったときでした。この頃のAgentは旧機能となり、現在は非推奨のようですが、それを見たときはやはり衝撃的で、AIの醍醐味を感じたことを覚えています。「レビューをAIに任せたい!」など、同じ発想や期待を持つ人が増えたことが、いまのAIエージェントの発展につながったのだと思っています! https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13839-4 第5章 LangChainの活用 5.2 Agents Agentsの概要 Agentsの使用例 Agentsの仕組み― ReAct (Reasoning and Acting) という考え方 本題ですが、Figma MCPサーバーを諦めた人が増えてきた? 本題に戻ります! せっかくFigmaのMCPサーバーがあるのに、期待するコードが生成されない、今は使っていない、Figma MCPサーバーの利用を諦めた、という人が散見されるようになりました。 しくしくばなな たしかに・・・Figma MCPサーバーの利用をVibe Coding頼りでやってしまうと、その自動で生成されたコードのデザイン再現率はいまひとつだと思います。 そこで!!! 原点である ReAct (Reasoning and Acting) に立ち返りましょう! ReAct は「Reasoning(思考)」と「Acting(行動)」を交互に出力させるプロンプト手法/パラダイムで、思考と行動の交互反復が ReAct (Reasoning and Acting)...

tfaction を段階的に導入した

こんにちは、tsub です。2023 年 11 月から育休を取得していて今年の 5 月に復職しました。今回が Social PLUS Tech Blog への初投稿となります 😄 この数ヶ月間、徐々に tfaction の導入を進めていました。元々 Terraform の CI/CD は GitHub Actions で自前のパイプラインを組んでいましたが、通常の開発タスクを優先しつつ隙間時間で CI/CD...

【決定版】TypeScriptのSQLタグ付きテンプレートリテラルで10種類のSQLiteドライバー全部試す

はじめに TypeScriptのSQLタグ付きテンプレートリテラルを数行で書けて超絶便利だったので、10種類のSQLiteドライバーで試した結果を紹介します。 SQLタグ付きテンプレートリテラル 今回の記事で何回も登場しますが、先にSQLタグ付きテンプレートリテラルだけ紹介します。 type SqlBinding = null | number | string; type SqlQuery = { query: string; bindings: SqlBinding; }; function sql(strings: TemplateStringsArray,... Source link

SceneDelegate対応した手順や参考にした情報

概要 WWDC25のセッション動画 Make your UIKit app more flexible にて次のメジャーアップデート(つまりiOS27)にてSceneDelegate対応が必須になるため、先行して対応しました。 「そもそも自分のアプリが対象なのかよくわからない」 という人も多いのではと思ったので自分が対応した際に参考になった記事などを参考に、情報を整理しました。 SceneDelegate対応の対象か とりあえず サポートバージョンが13.0以降 UIKitがベース AppDelegateのみでSceneDelegateはない のであれば対象です。 Swift... Source link

「ぞうのあしあと」を開発しました

はじめに この度、ファントフット株式会社様の「ぞうのあしあと」を(受託)開発しました。 https://zounoashiato.phantfoot.co.jp 「ぞうのあしあと」とは、児童発達支援・放課後等デイサービスを探す保護者と福祉施設をマッチングするプラットフォームです。 従来の保護者側からの一方的な問い合わせだけでなく、施設側からお子さんの条件に合った施設が「スカウト」を送る仕組みで、より効率的なマッチングを実現しています。 保護者は会員登録後、お子さんの情報を入力するだけで、条件に合った福祉施設からスカウトが届きます。これにより、何十件も問い合わせをして断られることや、施... Source link

nano-bananaでモバイルアプリUIモックアップを作る

Oikonです。 今月からモバイルアプリ開発にチャレンジしており、悪戦苦闘中です。 アプリケーションを開発する際には、要件定義やUIデザインなどを事前に決めることが多いです。今回はUIデザインのアイデア出しについて焦点を当てます。 個人的にモバイルアプリのデザインは門外漢なのでどうしようかと思っていました。UIモックアップの作成には以下のような手法があると思います。 UIモックアップの例: ペーパープロトタイピング: 紙とペンを使って画面レイアウトをスケッチ ワイヤーフレーム: 基本的な構造と配置に焦点を当てた簡素なデザインを作成 (Balsamiq, Draw.io) デザインツール... Source link

レガシーC#開発者がDevinと向き合った現実

導入部:レガシーシステムに囲まれた日常と、AIへの憧れ こんにちは。39歳の中国人エンジニアです。もしかすると、この記事を読んでいるあなたも、僕と同じような環境にいるのではないでしょうか。 .NET Framework 4.5で書かれた巨大なWindowsアプリケーション。Visual Studio 2013の古いプロジェクトファイル。NuGetパッケージは古いバージョンで固定され、最新のライブラリは「互換性の問題で導入できません」。そんな環境で、日々バグ修正と機能追加に追われている。 一方で、TwitterやQiitaでは「AI駆動開発」「生産性3倍」「Devinすごい」という華々... Source link

dora-rs: これがAI時代のロボティクスミドルウェアだ!

こんにちは、渡辺貴史です。 最近西海岸ではdora-rsというミドルウェアが流行っていると聞き、早速すこし真面目に触ってみました。すでに2.5k starがついています。 https://github.com/dora-rs/dora さっそく、自分のロボットのシステムをdora-rsで換装して遊んでみました。 いいぞ!!! と思った。もっと流行らせたいし育てたい。 ROSが「移動ロボットの(アルゴリズムベースの)スタンダードを作ったミドルウェア」であるとするならば、次には「AI x ロボティクスを前提にしたミドルウェア」の出現が期待されると、私は思っています。dora-rsは、そのひと... Source link

Claude Code GitHub Actionsを用いて不要になったコードを削除するPull Requestを自動生成する

! この記事は KNOWLEDGE WORK Blog Sprint の11日目の記事です。(ナレッジワークのエンジニアが、9月の1か月間リレー形式で記事を発信する企画です) 昨日の記事は zi さんの Playwright MCPを使ってE2Eテストを楽に書く でした。 はじめまして、株式会社ナレッジワークでSREをしているmadoです。最近は社内においてAIを活用した開発・運用が非常に活発で、その中で良かった例を紹介します。 はじめに 一時的に必要だったコードが、使い終わったあともコードベースに残り続けてしまうことはよくあります。チームのルールとして「不要になったら削除する」としていても、どうしても個人の頑張りに依存してしまい、結果としてコードベースが肥大化してしまいがちです。ここではTerraformにおけるmovedブロックを例にして、Anthropicの Claude Code GitHub Actions を用いて不要になったコードを自動で定期的に検出し、削除するPull Requestを自動生成するGitHub ActionsのCIワークフローを紹介します。 課題 Terraformでリファクタリングを行う際に、以下のようにmovedブロックを使ってリソースの移動を安全に行うことがあります。 moved { from...

VS Code と Docker で始める!シンプルな Java 開発入門

この記事では、Visual Studio Code (VS Code) と Docker を使って Java プログラミングを始めるための、最もシンプルで標準的な方法を解説します。ビルドツール(Maven/Gradle)は使わず、VS Code の拡張機能だけで完結するプロジェクトの作成、コーディング、デバッグ、テストまでの一連の流れを実践的に学びます。 なお、この記事の VS Code では Copilot の画面を閉じた状態で画面キャプチャしてあります。ご承知ください。 本記事では、開発環境の差異をなくし、すぐに Java 開発を始められるように、Visual Studio Code の Dev...

画像モデルのバックボーンとして最初に何を選ぶべきか?

はじめに 画像分類や物体検出などの画像認識タスクでは、バックボーンと呼ばれる画像特徴抽出を担うモデルの部分が最終的な精度に大きく影響します。 世界中の研究者たちが高性能なモデルを次々と発表する中で、「どのバックボーンを選べばよいのか」という課題が生まれています。 バックボーン選択が難しい理由 まず、ResNet、EfficientNet、Vision Transformer など、選択肢となるアーキテクチャが非常に多いことが挙げられます。さらに、パラメータ数や推論速度といった実用上の制約に適合するモデルを見つけるのも一苦労です。 また、最新の研究で高い性能を示したモデルが、実際の... Source link

Awesome GitHub Copilot MCP Server で GitHub Copilot を強くする

はじめに GitHub Copilot の Agent Mode には調べものやコードを書いてもらったり毎日大変お世話になっています。MCP サーバーや各種 instructions, chat mode, prompt files などを使用することで、より便利に使うことができます。ただ、毎回独自に生成するのは面倒ですし、他の人が作成したものを参考にしたいと思うこともあります。 そんな時に使えるのが Awesome GitHub Copilot のリポジトリ です。 ここには様々な用途で使える Chat modes, Instructions, Prompt...

Proxmox VE のライブマイグレーションの実力を試す(Proxmox VE インストール ~ ライブマイグレーション実行まで)

はじめに Broadcom 社による VMware 買収に伴うライセンス体系の大幅な変更を受け、VMware ESXi からの移行を検討せざるを得ない状況に直面しました。 移行先を選定する上で、仮想マシン(VM)を無停止で別ホストへ移動させるライブマイグレーション機能は、サービスを維持するための重要な評価基準の一つです。 この記事では、移行先の有力候補である Proxmox VE のライブマイグレーション機能が実運用に耐えうるものなのかを検証します。その第一歩として、3 台の物理マシンを使った検証環境の構築手順を記録します。 ライブマイグレーションとは 仮想マシンを稼働させたまま、物理ホスト間を移動させる技術です。Red Hat 社の記事では、以下のように説明されています。 ライブマイグレーションは、仮想マシン (VM) へのアクセスを中断することなく、VM をあるホストから別のホストに移動するプロセスです。古い VM を一時停止してから新しい VM を起動するまでの時間が短いため、移行中のサービスの中断を回避できます。ライブマイグレーションは、計画的なメンテナンスなどの状況で、またはワークロードリソースのバランスを取るために使用されます。ライブマイグレーションでは、VM メモリー、ネットワーク接続、およびストレージをクラスタ内の新しい宛先に転送します。 引用: ライブ・マイグレーションとは...

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